「相互」第11節H八戸戦(前編) | がめがま。

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仕方のないブログです。お許しを~。

讃岐が悔しい敗北を喫した日とその翌日、讃岐に所属していた選手たちが続々とゴールを決めました。


 

あたしが把握してるだけでもこんなに…

勝手に讃岐へのエールと受け取っておきます(笑)。

 

 

 

悔しすぎる敗戦の翌日、讃岐はトレーニングマッチを行いました。

 

対戦相手は広島大学。

結果はこの通りでした。

 

【トレーニングマッチ】

40分×2本

カマタマーレ讃岐1-0広島大学

得点者:高橋尚紀

 

残念ながらあたしはこの試合を観ることができませんでした。

"諜報部員"からの連絡によると(笑)、かなり苦戦していたそうです。

 

トレーニングマッチなので勝敗なんて無意味…と言いたいところですが、ここでの「勝利」はまあまあ価値のある「勝利」かな、と思ってます。

 

意外に思うかもしれませんが、広島大学は2023年度中国大学サッカーリーグ王者。

その中国大学サッカーリーグの2024年度は4月28日に開幕します。

つまりこのTMは開幕1週間前の最終調整の場でした。

 

そんな難敵を無得点に抑えたのは価値があったと思うのです。

シーズン序盤に怪我で出遅れた選手たちが順調に回復してくれていることを祈っておきます。

 

 

 

そうそう、大学といえばこの日は香川県サッカー選手権大会の準決勝が行われました。

 

香川県サッカー選手権大会

【準決勝】

高松大学1-0四国学院大学

 

安定の強さを発揮したのは「香川県アマチュアサッカー界の盟主」高松大学。

 

準々決勝ではJリーガーを複数獲得して臨んだアルヴェリオ高松から5得点を奪うなど、その強さは本物でしょう。

 

決勝戦は5月12日、生島メインで行われます。

 

☆三ーーー………

 

GW期間中は3連戦となる。その初戦は、いわゆる「裏天王山」。

マッチアップはこんな感じだった。

 

 

アウェイの八戸はプレビュー記事で予想したスタメンと完全一致(エッヘン)。

ホームの讃岐はいろいろと変えてきた。

 

まず2トップに怪我の癒えた冨永虹七が第7節以来のスタメン復帰。吉田陣平と二十歳の2トップを形成。もしかしたらクラブ史上最も若い2トップのコンビかもしれない。

 

サイドーフ(SH)とボランチ(VO)は変わらず。

またしてもVOは本職でない2人が務める。

彼らにはもっと前で仕事してほしいのだが…

 

左SBにはTMで好調だったのだろうか、田尾佳祐が今季初スタメンに抜擢された。

 

控えにも動きアリ。

 

 

FWには赤星魁麻が第3節以来のベンチ入り。

DFには先週加入が発表された奈良坂巧、そして大卒ルーキーのGK中島遼太郎が初めて登録された。

 

 

 

今節は苦しいシーズンになっているが選手たちと共に闘おうという意志を示した。

バス待ちから小旗&チャントで出迎えた。

 

選手たちが会場入りした後も、チャントが鳴り終わるまで真剣な表情で最後まで聴いていてくれたのは竹内彬強化部長。

どうか、選手たちにもこの想いが伝わると嬉しい…。

 

さらに今節から「ALL FOR SANUKI」コールが出来上がった。このコールで迎えられた選手たちは何を想う…?

 

そして今節のマッチデープログラムには、あるはずの米山監督のコメント記事がなかった。米山さん、何を想う…?

 

 

 

 

これまで八戸は、

 

①ショートカウンター

・ハイプレスから

②ロングカウンター

・長いボールを蹴ってそのボールを奪う

③左サイドアタック

・左ウイングバック(WB)を活かす繋ぎ

 

と大別して3つの攻撃を駆使して攻めていた。

 

攻撃のパターンは多くないが、讃岐に対しては③を選択して攻めてきた。

5分までに2本のクロスを許すなど、序盤は八戸ペースで推移していった。

 

 

 

しかし、これによって讃岐は救われたかもしれない。

 

逆サイドの左SBに入った田尾佳祐がうまく試合に入れていなかった。

何度となくミスを連発していた。

ロングボールをうまく処理できず、相手に通させてしまいペナルティエリアへの侵入を許してしまったり、簡単にボールを奪われたり、パスミスで相手にボールを渡してしまったり…好調で起用されたのかと思ったが、別の理由だったのだろうか?

 

なかでも9分のロングボールの処理ミスはマズかった。

ボールを易々拾った音泉翔眞がPAに侵入すると、音泉はマイナスのパス、飛び込んできたのは佐藤碧!!

 

シュートだぁ!!

 

懸命に戻った長谷川隼がシュートブロック!こぼれ球に再び佐藤碧!!

これもハセがブロック!!

 

昨季の開幕戦「讃岐の9秒」を彷彿とさせる連続ブロックだった。

 

 

 

さらに攻撃の圧を強める八戸はCBの柳下大樹が攻撃参加。クロスを放っていく。

このクロスは内田瑞己が懸命にクリア。コーナーキック(CK)に逃れる。

左からのCK。レフティの安藤由翔が蹴り、オリオラサンデーが頭ですらすと近石哲平がゴール隅を狙ったヘッド!!

 

前回対戦で同点弾を放ったディフェンスリーダーの一撃は僅かに枠を外れていった。

 

 

 

なかなか攻撃に持ち込めない讃岐はようやく22分に反撃開始。

恐らく讃岐がやりたいであろう攻撃を繰り出していく。

 

インサイドハーフ(IH)の山内陸から吉田陣平がボールを奪い、巧みな(匠な?)ドリブルで相手をかわして川西翔太へパス。川西は右サイドへ展開。フリーの内田瑞己がクロスを放つが逆サイドに流れてしまう。

 

これを吉田源太郎が回収。

 

 

一旦、後方の田尾佳祐に戻す。たおけーはPA内にいた吉田陣平に繋ぐ。

 

 

 

 

じんぺーにパスが通ったのを見るやげんたろーが走り出す!

 

 

寄せてきた相手DFの動きを冷静に見ていたじんぺーが股抜きのスルーパス!

吉田陣平は佐々木匠の再来なのか!?

 

抜け出したげんたろーが切り返しで相手DFを振り切ってシュート!

 

 

 

 

近石哲平のスライディングが間に合って得点にはならなかったが素晴らしい攻撃だった。

 

 

 

27分、今度は八戸の反撃。

右サイドから左サイドへ展開するとボールは前澤甲気に渡る。

 

前澤甲気、あまり目立つ選手ではないが、実は「讃岐キラー」というべき存在。

9戦で3ゴール2アシストを挙げている。

 

その前澤がクロスを上げる。

 

 

 

………!?

 

そのままゴールへ向かっていく!

 

ヤバい!!いまむーーー!!

 

この一撃はクロスバー直撃!!

危な…

 

 

 

ピンチを切り抜けた讃岐に今度はチャンスがくる。

 

八戸のクリアを宗近慧がヘッドで落とす。

 

 

前川大河が回収して傍らにいた川西翔太へパス。

 

 

翔太はダイレクトに冨永虹七へ縦パスを刺す!

 

 

 

 

これを受けたニーナはスッとターンしてミドルシュートにいくっ!!

 

 

このシュートは僅かに枠を捉えきれなかった。

 

 

 

 

この後は互いにシュートを放ったが精度を欠いたりハードヒットできなかったりでチャンスと呼べるものはなし。

前半をスコアレスで折り返す。

 

しかし…

 

讃岐側で言えば、「よくスコアレスで折り返せたな」という印象。

 

下の写真のように、讃岐はポジションチェンジして攻撃に出る。
 

 

写真はこんな配置。

 

森   内田

       長谷川

冨永  陣平

       川西

源太郎 前川

       宗近

    田尾

 

川西が最終ラインに下がり、両SBが上がって3-4-3的な陣形。

しかし…コンパクトさを明らかに欠いている。再三ニーナが孤立するシーンが見受けられた。

 

こんな闘い方では…

 

 

やらなければならないこと、やれること、やりたいこと。

ちゃんと整理できているのだろうか。

相互に理解ができているのだろうか。

 

非常に不安を覚える前半だった。

 

 

 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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