どうしても勝ちたかった長野戦は負け試合をドローに持ち込む苦しい展開。
今度こその初勝利を目指して闘う相手も入れ替え戦で闘ったクラブ。
ガイナーレ鳥取です。
過去の対戦成績
実は鳥取との間にも「呪い」がかかっていました。
2013年の入れ替え戦以来、讃岐はアウェイ戦で勝ち点どころか得点すら奪えていませんでした。
それが昨年、江口直生選手&奥田雄大選手のホットラインで土壇場に2ゴール。
得点も勝ち点も奪うことができました。
もう呪いは解けたと言っていいでしょう!
鳥取の移籍状況
【鳥取の退団選手】17選手
なんというか…同カテゴリーに厄介な実力者をまき散らした恰好。うーん、勘弁してほしい(笑)。
牛之濵拓選手もJ2鹿児島に復帰後、J3北九州にレンタルされています。
【鳥取の新加入選手】15選手
守備陣はJ3で実績のある選手を揃え、概ね整備できたのかなーと思います。
攻撃陣は面白そうな大卒ルーキーを獲得。
田中翔太選手は北信越大学サッカーリーグの得点王。多彩なゴールパターンが持ち味で、既に2得点スコアしています。
常安澪選手もスピードとテクニック兼備。川崎フロンターレU-18出身で活躍しそう。
鳥取の状態
日曜日に対戦した岩手は水曜日にルヴァンカップを闘っていました。
そこからスタメン2名を変えただけのメンバーで臨んでおり、身体が重かったか、明らかに低調な内容でした。
手負いの岩手から3得点奪い、今季初白星。
現在、1勝1分2敗で10位につけています。
【怪我人】 なしと思われる
一見、調子が上向いているようですが、ここからが結構大変。
前節はアウェイ戦。つまり月曜日に1100Km超の大移動を行って鳥取に戻って水曜には試合。次の日曜にはアウェイで横浜に向かいます。
かなりコンディション調整が大変な日程なのです。
状態はかなり厳しいんじゃないかと思います。
鳥取の闘い方
J初采配の林監督は桐蔭学園→駒澤大学と米山篤志監督と同じルーツを持つ人物。
それどころかヴェルディ時代にはチームメイトでもあった間柄です。
「個を強くして、それを大きくしていけば組織として強くなる」
米山監督が就任した際にこんなことを言われてましたけど、林監督にも同じ雰囲気を感じました。
このチームは戦術云々を駆使するというよりは、選手の個性で勝負しているような闘い方を選択しているように見えます。
現在、鳥取はJ3で最もボール奪取の多いチーム。
これは中盤に普光院誠選手、世瀬啓人選手、あるいは長谷川アーリアジャスール選手などJ3でも実力上位、J2でも通用するであろう選手を揃えているからでしょう。
また、岩手戦では19回パスやドリブルでハーフウェイラインを越えていますが、うち12回が左サイドから。
パスやドリブルでのペナルティエリアへの侵入は8度あり、うち半数の4度が左サイドハーフの小澤秀充選手によるものでした(ドリブルで3回、ショートパスで1回)。
小澤秀充選手のドリブルとカットインからのシュートが主武器になっていることが容易にわかる数字です。
粘り強い守備で跳ね返しながら中盤でボールを奪って左サイドから攻め込む…これが今季の鳥取の必勝パターンのようです。
【スタメン予想】
日曜日から中2日で臨む試合。
恐らくある程度選手は入れ替えると思います。
1トップはルーキーの田中翔太選手を予想。
ここまで4試合で2ゴールを挙げており、この実績を買われそう。
右サイドハーフに今季未出場の東條敦輝選手の初スタメンを予想。
前節はベンチ入りしていて、昨季は25試合で2ゴール3アシストを記録しています。
インサイドハーフに長谷川アーリアジャスール選手、サイドバックに坂本敬選手あたりが入るものと予想。
主な選手の一覧はこちら。
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見どころ
鳥取:ハイレベルな中盤と破壊力秘めるサイド
前述の通り、J3トップクラスの中盤のボール奪取能力を活かしてボールを奪っては左サイドへ展開するのが鳥取の常套手段。
小澤秀充選手とマッチアップする内田瑞己選手中心に讃岐の選手たちが いかに左サイドからの進軍を食い止めるかが試合のカギを握ります。
鳥取のキーマン:小澤秀充選手
讃岐のキーマン:内田瑞己選手
讃岐:ビルドアップ崩しのハイプレス
鳥取はJ3リーグで4番目にパスの多いチームで、後方から丁寧に繋いできます。
しかしながら守備陣を総入れ替えしているため、まだまだビルドアップは拙い印象。結構ミスが出ます。前節はここでのミスが失点に絡みました。
讃岐は厳しくプレスをかけ、GKの櫻庭選手までしっかり追いかけたい。
鳥取のキーマン:世瀬啓人選手
讃岐のキーマン:吉田源太郎選手
その他:高さを活かせるか
当日は残念ながらいい天気ではなさそう。
足元の悪いコンディションになり、お互い蹴り合いになる可能性があります。
そうなってくると讃岐はかなり優位に立てそう。
前節はプレスを回避するためロングボールを蹴ったことで逆に苦しんだ讃岐ですが、今節は逆。
下の表をご覧ください。
前節のスタメン、あるいは出場全選手の平均身長です(GKは除く)。
明らかに讃岐に優位性があります。
1点目はキミだ!
前節は川西翔太選手が土壇場で決めてくれましたねー。
予想は外れてしまいましたが(苦笑)。
FootballLABはデータ不足で恐らく11節くらいまで予想不能。よって対戦成績と得失点を見て代替予想してみました。
うーん、まぁ仕方ないか。
あたしの1点目予想も書いておきますー。
ショートカウンターから得点が生まれると思っています。その場面では大野耀平選手、吉田源太郎選手がカギを握るのではないかと考えました。
セットプレーでいい記憶のある奥田雄大選手は「ガイナーレキラー」就任の予感。
まずは1つ勝って昇格争いに静かについていきましょう(笑)。
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