「現実」第3節A岐阜戦(中編) | がめがま。

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「えー………んだよ、それぇ…」

 

開始3分。

現地のゴール裏は呆然としていた。

 

よく見えない向こう側のゴールで起きた現実がうまく消化できていなかった。

 

何故なら、もう0-2という信じられないスコアにされてしまったのだから…

 

 

 

しかし、実際にDAZNで映像を確認すると「?」マークのつくものだった。

 

1失点目はクリアボールを回収した岐阜が一旦最終ラインまでボールを下げる。

 

センターバック(CB)の甲斐健太郎が右サイドへロングパス。左端の赤で囲んだのが石田の足。



そしてこれが左端の讃岐の選手が最終ラインになる奥田雄大。



もうここまで抜け出している。



これってオフサイドなんじゃ…?

讃岐の選手たちもいわゆるオフサイドトラップにかけようとしているし…

 

ボールを拾った右サイドバック(SB)の石田峻真からグラウンダークロスが出て、ニアで合わせたエース藤岡浩介が華麗に流し込んだ。


なんだったらこのシーンも少しオフサイドが怪しい気もするが…




それでもゴールを認められたのが現実。

その間、僅か43秒!



 

2失点目も怪しかった。


何とかパスを繋いでペナルティーエリアから脱出しようとする讃岐。

内田瑞己がボールを持ったところを後方から削られてしまう。



 

その直後、西谷亮の素晴らしいシュートと若干のディフレクトがあり、ボールはゴールの隅に吸い込まれていった。

 

しかし…これってファウルなんじゃ…?

 

ここだけの文章を切り取られると「讃岐サポがブツブツなんか言うとるで」になるだろう。


でも今回の主審はかなり問題のある審判だと思う。

それはしばらくして岐阜にも災いが降りかかることになる。



 

そんなこととは露知らず。

讃岐のゴール裏は呆然としていた。



 

開始3分で2点ビハインド。

昨季はリーグ最少得点で1試合に3点獲ったことがない。

言わば3分で敗戦を宣告されたようなものだ。

 

さしずめ…うどんの3分クッキング…



 

えーい!うるさい!

うるさいんじゃーーーっ!!

 



讃岐のゴール裏は互いを励まし合い切り替えていく。

 

 

 

讃岐のハイプレスを空転させた岐阜はさらに追加点を奪いにいこうとするが、ようやく讃岐も落ち着きを取り戻し始める。

 

その突破口を切り拓いたのは吉田源太郎だった。

 

前節の試合終盤に肩を傷めていたので心配していたが、この試合では気にする素振りも見せなかった。

 

源太郎がファウルを受けて讃岐はセットプレーのチャンスを得ていく。

 

18分も石田崚真に倒されフリーキック(FK)を獲得した。

 

キッカーは前川大河。

 

前川が蹴る…と見せかけて「チョン。」と出す。

傍らにいた吉田源太郎が大きく蹴る!







 

このボールを深港壮一郎が頭で折り返す!



 

飛び込んできたのは川西翔太ーーーっ!!



 

しかし川西には合わない…と、大外から大野!!


大野耀平だぁぁぁーーーっ!!







 

左足で豪快に叩き込んだーーーっ!!

 

遂に姿を現した進撃のストライカー!

 

讃岐の新エース大野耀平が移籍後初ゴールを決めてみせた!!

 

讃岐のゴール裏は空元気から一気に蘇生!!

さあいくでぇーーー!!

 

 

 

…と、ここで岐阜サイドは審判に抗議。

川西翔太にハンドがあったという抗議を行っていた。画像ではちょっとどうなっているのか判然としなかったが…


さらには大野と交錯したゴールキーパー(GK)の茂木秀が立ち上がれない。

 

このシーン、岐阜の抗議のせいか審判は茂木秀の状態の確認を怠っているように見える。

 

立ち上がった茂木秀にひと言ふた言と言葉を交わし、そのままプレーを続行させている。

 


 

ここから徐々に讃岐がペースを奪い返す。

 

そんな時間帯のことだった。

司令塔・庄司悦大が右サイドに流れていた甲斐健太郎にパスを出す。甲斐健太郎は後方にパス。



 

…と、このパスが乱れる!?

ボールを狙っていたのは大野耀平!!

 



再び進撃を開始する!!



 

ペナルティエリアに侵入してきた巨人、岐阜のゴールマウスを守るもう一人の巨人が飛び出す!

 

大野耀平は、

 

GKとの距離が近かったので、シュートを打っても多分GKに当たるだろうなと思って、抜きにかかりました」(試合後のコメント)

 

大野はサイドに流れる動きを見せる。

茂木秀は慌てて飛びかかる!



 

 

 

大野耀平が



 

 

 

倒されたーーーっ!!



 

PK!PK獲得だっ!!

茂木秀のプレーに対しイエローカードが提示される。


しかしこの場面は完全に決定的な得点機会の阻止、いわゆる「DOGSO(ドグソ)」ではなかったのか…!?


サイドに流れて抜き去ろうとした動きがゴールを向いていないと判断されたのだろうか。


それにしてもこの審判…

 

 

 

このPKを蹴るのは大野耀平。



 

冷静に茂木秀の逆を突いた!!

讃岐、同点ーーーっ!!






 

高らかにGET GOALチャントが鳴り響く!!

 

 

 

大いに沸く讃岐のゴール裏。

 

その一方で…

 

38分頃、内田瑞己がクリアしようとしたボールが荒木大吾に当たってゴールキックとなった。

この場面の直後、岐阜のGK茂木秀が交代を申し出る。

 

どうやら脳震盪を引き起こしていたらしい。

 

岐阜は控えの上田智輝を送り出す。

 

【岐阜/脳震盪】

1 茂木秀 → 31 上田智輝

※交代回数はノーカウント

 

この審判はとうとう誤審どころか選手を危険に曝してしまった。

 

4つのゴールに疑念をもたれるようなジャッジ。

これだけでも充分に問題があるように感じるが、審判として絶対にやってはならないことをやってしまった。


脳震盪の疑いがある選手の状態確認を流してしまった。

 

これは審判としてダメだろう。

佐々木慎哉氏には猛省を促したい。

 


 

<つづく>

※読みやすさを考慮して、選手名は敬称略としました。ご了承ください。 

 

 

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