年明けから1つの加入情報と1つの既存選手の情報が入ってきましたねー。
【加入】
移籍…吉田陣平選手(新潟より育成レンタル)
延長…冨永虹七選手(神戸より育成レンタル)
現時点で神戸、新潟、町田、磐田とJ1クラブから4選手もの育成レンタル加入が決まっています。
こんなにJ1の選手が在籍したのは初めてのことだと思います。いやぁ…楽しみです!
残る既存選手は町田からの育成レンタル・奈良坂巧選手。
ホームグロウン選手不足という町田の状況を考えると奈良坂選手のレンタルバックは確実の状況です。
つまり、このオフの讃岐は10選手が退団となる見通し。
現状、5選手が加入してますので、最低でもあと5選手は加入するんじゃないかと思われます。今日あたり新たな動きがあるんですかね???
現時点での加入状況はこんな感じ。
前線の選手から発表してきてる印象です。
残りは攻撃陣1名、CB2名、SB2名くらいかと予想してますが…どうでしょう???
皆さま、ここまでいかがですか?
川﨑一輝選手の移籍というダメージは受けていますが、例年に比べると痛みより楽しみを感じているのではないでしょうか?
おそらくそれは主力の残留が比較的うまくいっているからではないでしょうか。
J3になってから、讃岐は毎年監督が変わり、チームの半数が退団していきました。
なかなか積み上げが難しい状況が続いていて、心のどこかで(またか…)という想いがありました。
ここ5シーズンのオフを振り返ってみます。
【2019年】
上村健一さんをコーチから昇格させて監督に据えた2019年はJ2時代の戦力を多く残した状態で臨みました。
しかし主力の怪我などもあり、後半に失速。
15人もの選手が退団しました。
永田亮太選手、佐々木渉選手という柱を大怪我で欠くことになったのは痛かったですね。
讃岐スタメンのなかでは西弘則選手と荒堀謙次選手が引退、麻田将吾選手がレンタルバックとなりました。
その他にも木島良輔選手が引退、我那覇和樹選手、木島徹也選手、瀬口拓弥選手など功労者の退団が相次ぎました。
後にキジのYouTubeで選手たちとフロントとの確執があったことがチラリと伝えられました。
2018年からの内紛が鎮静化できていないことを露呈するかのようなオフでした。
※青=更新 黄=長期負傷 赤=退団
【2020年】
上野山さんをGMに招聘し、望月監督を迎えて「地域密着型育成クラブ」というコンセプトでリスタートした讃岐でしたが、なかなかうまくいかず。
オフには主力に成長した森川裕基選手を引き抜かれ、ブラウンノア賢信選手は水戸に個人昇格。池谷友喜選手は自らの意思で移籍。
キムホヨン選手も韓国に帰国しました。
そして絶対的守護神として君臨し続けていた清水健太選手が引退。
中盤の象徴的選手だった永田亮太選手も引退となりました。
この年は退団者は8名でしたが主力の退団が相次ぎ、スタメン級では半数近く入れ替わることになりました。
※青=更新 黄=長期負傷 赤=退団
【2021年】
上野山監督が僅か2戦で電撃辞任。
そこから立て直すことができずに混乱のまま最下位に沈みシーズンを終えた2022年。
オフには12名もの選手がチームを離れました。
また岩本和希選手の長期離脱に繋がる負傷も痛かった。
この年はキャプテンであり、精神的支柱でもあり、守備の要でもあった竹内彬選手が引退。讃岐の10番・高木和正選手も引退しました。
※青=更新 黄=長期負傷 赤=退団
【2022年】
松本孝平選手が甲府に、遠藤元一選手が岐阜に移籍。
中村駿太選手、渡辺悠雅選手、西本雅崇選手が契約満了となりました。
竹内彬さんからキャプテンを引き継いだ西野貴治選手は引退。
18人もの選手が離脱した2022年オフ。
主力もこの年の流出が最も多く、実に6名もチームを離れました。
※青=更新 黄=長期負傷 赤=退団
【2023年】
ここまで主力の退団は後藤卓磨選手と川﨑一輝選手。奈良坂巧選手は前述の通りレンタルバック濃厚で3選手が退団の見通し。
ただ、後藤卓磨選手はリーグ後半では冨永虹七選手&川西翔太選手のバックアッパーに回るケースが多くなっていました。
先発の数でいけばこの表に載ってくる選手ですが、後藤選手から川西翔太選手、冨永虹七選手に変わっていると言っていいでしょう。
そう言う意味では川﨑一輝選手と奈良坂巧選手のみということになります。
つまり、前年からの積み上げ…闘い方の正しさを感じるベースの部分を残しながら新戦力でパワーアップする理想的なカタチになっていると言えるんじゃないでしょうか。
これぞ、このオフに楽しみを感じている一番の理由かなと思います。
あと…
加入する選手を見ていて思うのですが、守備陣は現有戦力を中心にリーグ戦後半で試合数と同じ19失点に抑えたベースを維持、そしてパワーアップを図る。
ボランチもどちらかと言えば守備力重視の選定。
ボランチから起点となるパスをいかにして打ち込むかがカギになっています。
そして気になる新加入のところ。
ストライカータイプの選手とゲームメイカータイプを集めてきています。
…ということは前線で攻撃を組み立てながら確実に仕留めるカタチを模索していくのかもしれません。
これぞ、"第3形態"ではないかと思います。
ただ、なかにクサビを打ち込み細かいパスで相手守備網を切り裂くスタイルは簡単ではありません。
そこで、多少守備に軸足を置きつつ将来的な変化に備えるスタイルで2024シーズンはスタートするのかな?と予想しています。
視覚的にわかりやすく言えば、2024シーズンの讃岐は4-2-3-1の布陣でスタートするのではないでしょうか。
現時点での戦力で4-2-3-1に選手を振り分けてみました。
いやぁーあるでしょ、これ(笑)。
知らんけど(笑)。
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