12月29日、ギラヴァンツ北九州を契約満了となっていた前川大河選手が讃岐に加入するというニュースが入ってきました!
前川大河選手、ようこそ讃岐へー!!
ここまでの経歴
前川大河選手は大阪府摂津市の出身。
意外と鉄道ファンの多いサポーターさんたちなら新幹線の車両基地のある場所として知ってると思います。
大阪府の北東部に位置する街ですが、彼のキャリアのスタートはいわゆる「ミナミ」のセレッソ大阪でした。
同期にはかつて讃岐に在籍したマー坊こと西本雅崇選手がいます。
年齢的には赤星魁麻選手と同学年で、コマやハセなど2020年大卒組の1学年上になります。
2015年にプロ入りし、2年目のシーズンに徳島ヴォルティスにレンタル移籍。
この年は9試合の出場に留まりましたが、2017〜2018シーズンは徳島の主力に成長しました。
この頃の前川選手をよく覚えています。
2018年にはゴールも獲られています。
その後2019年にアビスパ福岡にレンタル移籍し、ここでも主力として活躍。
翌年セレッソに戻りましたが出場機会を求めて同年夏にモンテディオ山形に再びレンタル移籍しました。
その後、ギラヴァンツ北九州へ完全移籍。
3シーズンを闘い、12月6日に契約満了を発表。
合同トライアウトに名前がなかったので、もしかしたら讃岐への移籍ありきだったのかもしれません。
ポジションは?
FW登録の選手で、2トップのチームなら2トップの一角として、あるいは1.5列目あたりに配置されることが多い選手です。
プレースタイル的にはトップ下あたりが合ってる気がしますね。ドリブルも得意なのでサイドハーフ起用もこなせるようです。
どんなプレースタイル?
いわゆるゲームメイカーのような役割が得意な選手だと思います。
少しうがった見方ですが、昨季着けていた8番は古巣セレッソでは香川真司選手の着けていた番号です。
ドリブルにはキープ力があります。171㎝と比較的小柄な選手ですが、なかなかボールを失いません。
スルーパスが得意な一方で狭いところでパスを受けられます。ターンも鋭い。
前線からの守備も果敢に行ってくれます。
ゴール&アシストはJ2でもJ3でもだいたい5個くらいで「決定力不足」が指摘されたりもしますが、チャンスメイクでは存在感を発揮する選手だと思います。
ちなみにシュートは巻いて決めるようなミドルシュートを得意としているようです。
後アクロバティックなゴールも得意なようです。
それに…讃岐は2トップの組み合わせを大きく分けて2つのパターンに振り分けようとしてるのかもしれません。
1つは先日獲得した大野耀平選手のようなストライカータイプ。レンタル延長の報が待たれる冨永虹七選手や勝負の3年目を迎える小山聖也選手、エース候補の岩岸宗志選手もこのタイプ。
もう1つは前川大河選手のようなゲームメイカータイプです。川西翔太選手はまさにそれですし、こちらも勝負の3年目となる福井悠人選手もこのタイプでしょう。
ゲームメイカータイプはトップ下や、例えば4-3-3をやる場合ならインサイドハーフも任せられます。
また、大野耀平選手あたりは前線で孤立してしまう欠点を前川選手が補う効果もあるはず。
世間では前川大河選手の移籍評価をBとかCとか軽々しく言ってるケースを見かけますけど、チームが活性化するのに絶妙な補強になるんじゃないかとあたしは思ってます!
このチームに入ったらどうなるのか早く見てみたい新戦力です!
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