12月27日、鳥飼椋平選手が2024年より関西サッカーリーグ1部を闘うFC.AWJにレンタル移籍すると発表がありました。
開幕前にゴール量産
経歴を見ると、Erba FCというクラブからキャリアがスタートしているトリ。
調べてみると、Erba FCは大阪府堺市のクラブです。…ということは、吉田源太郎選手や福井悠人選手あたりと同郷の出身ということになります。
その後、高校は山口県の高川学園へ進みます。
あの「トルメンタ」で有名になった高校ですね。
大学は立正大学。関東2部のチームでしたが竹村俊二選手や後にレンタル移籍で加わる深港壮一郎選手など、この年は立正大から6人ものJリーガーが誕生しています。
どんな選手なのか今一つハッキリわからなかったんですが、トレーニングマッチが始まると一瞬の抜け出しから繰り出すヘディングシュートや持ち味である両足で放てる強烈なシュートを武器に得点を量産。
めちゃめちゃ期待した状態で開幕を迎えました。
ついてこなかった数字…
開幕戦は堂々スタメンに名を連ねたトリでしたが得点に絡むことはできず。
しかし前線からのプレスは効果的で、リーグ序盤はそれなりに活躍が目立っていました。
讃岐は第5節で2023シーズンJ2昇格を果たす鹿児島に完勝しますが、その立役者の一人に鳥飼椋平選手を挙げていいかと思います。
しかしその後怪我があってなかなか試合に絡むことができずにいたんですが、天皇杯1回戦で久しぶり起用されます。
ここで森勇人選手の決勝弾をアシストしました。
これがプロ初アシスト。
この直後のリーグ戦、第11節の奈良戦に登場します。
81分、岩岸宗志選手のクロスに得意のヘッドを合わせたが惜しくもポスト直撃。
これが決まっていたら展開がまた違っていたのかもしれません。
しかしその後は怪我もあってリーグ戦に絡むことはできず。
TMの得点者にもその名が載ることはありませんでした。
FC.AWJで武者修行
得点力不足に泣いた2023シーズン、FWの補強が必須の状況だったためFW陣の再構築が急務となっていましたが、森本ヒマン選手がレンタルバック、鳥飼椋平選手がFC.AWJへレンタル移籍となりました。
ちょっと驚きを隠せない移籍…。
実はこのチームの前身であるFC淡路島は場所柄近いこともあって関心を持って見ていました。
2018年に発足して「1年でも上カテゴリーに昇格できなければ解散」という厳しいミッションを掲げていたこともあってX(旧Twitter)もフォローしていて、その快進撃を眺めていました。
関西1部に昇格した2021年に内紛が勃発し、分裂してしまいます。
2022年に1勝もできずに2部降格。
2023年に組織を立て直して2部を優勝し、再昇格を果たします。
(「1年でも昇格できなければ解散はFC淡路島時代の話」として適用されなかったようです)
恐らく当時のドタバタ劇も終焉の時を迎え、新時代に突入したクラブという判断なのでしょうね。
しかし関西サッカーリーグは強豪ひしめくリーグ。
地域CLの常連ともいうべきアルテリーヴォ和歌山がいたり、台頭してきている飛鳥FCやレイジェンド滋賀がいて、やはり地域CLの常連でもあったおこしやす京都ACでさえ2部に降格してしまう難しいリーグです。
ここでしっかりとチームを牽引してチカラを見せつけて凱旋してもらいたい!
がんばれトリ!待ってるぞー!!
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