今年の香川県サッカー選手権大会決勝は無観客で映像なしという鬼のような状況(笑)。
それでも無理矢理、「無観戦記」を書いてみたいと思います(笑)。
まずスタメン。
高松大学は恐らく4-4-2だったんじゃないかと思います。
GKの1番 西尾辰輝選手。
CBは2番 倉本奏選手&4番 小方和斗選手。
ボランチには7番 川西竜司選手。
サイドハーフは10番 山内樹選手。
2トップの一角には9番 楠空冴選手。
注意すべき選手は全員揃ってピッチに立っていました。
一方の讃岐はこんな感じだったかと思います。
このメンバーに負傷を発表した高木和正、今回ベンチ入りした佐々木渉、渡辺悠雅、DFなら小松拓幹あたりがスタメン争いの基本線となりそうですね。
試合は開始早々動き出す。
3分に「ダイレクトパスなどコンビネーションで崩して」(公式Twitterより)重松健太郎が、8分には「右サイドからのクロスに合わせて」(テキスト速報アプリPlayerより)中村駿太がゴール。
このまま一気に畳みかけるかと思われましたが、相手は前回大会の覇者で、四国大学サッカーリーグ首位タイの高松大学。
簡単には勝たせてもらえませんでした。
「押し込む展開が続いています!」(公式Twitterより)とあったものの、追加点は奪えず。
クロスの精度、ゴール前での落ち着きが足らないとゼムさんは指摘していました。
そして…
前半の終了間際、「ミスから失点し不安になった」(ゼムノビッチ監督のコメント)という失点。
高松大学FW・28番矢野佑介選手が決めたものでした。
後半に入り、讃岐は2枚交代枠を使用。
【讃岐HT】
7 西本雅崇 → 6 長谷川隼
19 川﨑一輝 → 8 渡辺悠雅
「大きなピンチをキーパーはじめ守備陣によって阻止する」(Playerより)とビッグチャンスを決めきれなかった様子。
一方で、「10番山内、左サイドからシュート。惜しくもポストに当たり弾かれる」(playerより)とピンチもあった模様…。
その後、讃岐は松岡ジョナタンを起用し、かまたまデビューさせて攻撃の活性化を図る。
【讃岐①】
9 栗田マークアジェイ → 29 松岡ジョナタン
これに対し、高松大学も交代枠を次々と使用。
72分に1度目の交代。
【高松大学①】
28 矢野佑介 → 12 蓬莱優比
78分に2度目の交代。
【高松大学②】
8 中野瑛登 → 24 佐藤歩
讃岐も岩本を下げて中村亮を起用。
攻撃の活性化を図ります。
81分の交代。
【讃岐②】
15 岩本和希 → 18 中村亮
同タイミングで高松大も交代枠を使用。
【高松大学③】
9 楠空冴 → 17 谷本将虎
さらに高松大はATに交代枠を使用。
【高松大学④】
11 香川拓郎 → 15 福家大翔
しかしこのままスコアは動かず讃岐が香川県サッカー選手権大会の優勝と天皇杯の出場権を獲得。
「スコアで見るほど悲観する内容ではなかった」(西野貴治)
「良かったことは勝てたことだけ」(中村駿太)
選手たちによって受けた印象はまちまちのようですが、先々週の沼津戦、そして今回の高松大学戦と続けて勝てたことは讃岐にとって明るい材料。
「練習していた」というサイドからの崩しから得点できたのも戦術迷子になっていた讃岐にとって前向きになれる材料だったんじゃないでしょうかね。
フォーメーションも同じ4-4-2を採用しているFC今治も見据えて闘っていたはずで、いい流れになってきたということは言えそう。
次週は名もなきダービーマッチ・FC今治戦をアウェイで闘います!