ストリップ比べ? | 3BYO-SHI☆HDのブログ

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生まれ年のハーレーをさがしてみませんか?

三拍子ブログをご覧のみなさま、こんにちは。

メカニックの飯田です。

 

今、三拍子のPITにはストリップになったXLが並んでいます。

面白かったので撮影。

奥の車輌はエンジン腰上オーバーホール中の77年式XLHです。

この年からKフレームがマイナーチェンジしています。

76年式までとの大きな違いは、左シフトになったこと。

「えっ?それまでも左シフトでしょ?」って思いましたよね。

その通りです。

でも74年から76年までは、ブレーキとシフトのリンクを入れ替えることで左シフトにしていました。

77年からは、リンクを使わずに直接左側へシフトシャフトが出てきます。

左右を入れ替えるリンクを、フレームで保持する必要がなくなったのです。

 

そして右側は、その77年にデビューしたXLCRですね。

78年からXLに採用された“CRフレーム”は、このモデルがベースになっています。

美しいスタイルを保持したままフレーム剛性をアップ、サイドカバーを採用してオイルタンクやバッテリーを上手く隠すデザインになっています。

 

ハンドリングのキモとなるネック部分は同じデザインですね。

上からの眺めはこんな感じです。

護るべきは護り、進化すべきは進化しているのがわかりますね。

このCRフレームは83年まで採用され、XLX61の登場と同時にコンピューター設計のフレーム(通称エボフレーム)が登場します。

XLX61はショベルヘッドアイアンエンジンですが、その後のエボ世代にも採用されましたので、通称エボフレームと呼ばれています。

“フレームを見比べる”そんな視点で眺めるのも面白いです。

気になったらぜひ三拍子へお越し下さい。