滞りがないから。
昨日の続きです。
「自分を観る」で、ピピッと。
Ｔさんからのメッセージ。
２年ぶりかな。
４０代の女性。
ご主人とお子さんの３人家族。
独身時代から、私のセミナーに。
去年も照喜名先生とのコラボセミナーに。
＞ 今日はまた、驚きの報告があります。
何なに？
＞ 私は20年ほど前に甲状腺ガンになりました。
＞ 一般的なガンとは違い、命に心配ないものが多いです。
＞ 私の場合はそこから肺にも転移がありました。
＞ それでも心配ないものです。
けど、不安になりそうだけど。
＞ 何年も治療という治療はしていなくて、
＞ 経過を見るくらいで半年ごとに
＞ 甲状腺専門の病院に通院する程度でした。
ふむふむ。
＞ それがこの前通院したら肺のガンが消えていました。
えっ、ホントに？
それは、驚き。
＞ それでも身体が疲れやすくて
＞ 西洋医学では異常なしと言われるので、
＞ いろいろと身体を整えることを意識してやってきました。
カラダとうまく付き合われてますね。
＞ 何が良かったのかな？
＞ といろいろと思い返しています。
何か思いつきました？
＞ 食べ物にも気を付けて腹八分目を意識しています。
＞ ヨガも行ったりもしていますが
＞ 谷田先生の「自分をご機嫌にする」が大きいのでは？
＞ と思いました。
そう言えば、そんな記事も書いてましたね。
意識してくれてるなんて、嬉しい。
書いた本人、忘れてたのに。
＞ 照喜名先生とのコラボの時の感覚を思い返したり、
＞ 経絡ストレッチも毎日ではないですが続けています。
経絡ストレッチ。
私もたまーにやってますよ。
＞ 大きな波はなく、
＞ メンタルも落ち着いていると思います。
＞ 子育てもそれなりに楽しんでいると思います。
＞ 最近ではちょっとした疲れや不調には
＞ 早めに気付いて、ゆっくり過ごすことで
＞ 病院に行くこともほぼなくなりました！
スゴーい。
それも自分に意識が向いてるから。
であれば、病気を経験されたのがきっかけとも。
ちょっと五行で観てみましょう。
甲状腺は、五行では「水」気の象徴。
うずら卵みたいなの。
「ぎゅ～っ」としたら、できそうなカタチ。
だから、「水」気旺盛な器官と。
その甲状腺に、ガンが。
「水」気が相剋されたことにより、
虚実の波が許容範囲を越えたと観ます。
主要な観立ては、３つ。
・自剋 「水剋水」 我慢し過ぎ、冷え、寝不足、精力損耗
・順剋 「土剋水」 過食、気の使い過ぎ、甘いモノ中毒
・逆剋 「火剋水」 愛想笑い、汗のかき過ぎ、コーヒー飲みすぎ
先天的に「水」気旺盛なＴさん。
「水」の自剋になりやすい。
「ぎゅ～っ」のエネルギーが旺盛なので、
つい「ぎゅ～っ」と我慢しがち。
我慢されることが当たり前すぎて
自覚できないくらいに
我慢されてたのかも。
自剋になると、順剋、逆剋が誘発されやすくなります。
「トリプル剋」の可能性も。
おっしゃるとおり、「ご機嫌」が、
「我慢」に対して有効な処方箋になっていたかも。
また、ガンは、冷えた部位にしかできません。
ご機嫌で気がめぐり、ヨガやストレッチでも気がめぐり。
気には、温煦（おんく）作用があります。
気がめぐれば、カラダを温まります。
体温も３６度台になれば、ひと安心。
何よりご自分のカラダを客観視されてるのが、
体調を維持されるうえで大きいのではないかと。
＞ 水の気が強いことは感じていましたが(笑)
＞ ほぼ当てはまっています！
＞ なるべくしてなったんですねー
＞ 今は我慢しないですね。
＞ 食事の献立も私が食べたい物を作ります(笑)
ご主人やお子さんを優先しないと。
家庭がうまくまわらないように思いがち。
けど、そこは『シャンパンタワーの法則』。
Ｔさんのあり方が、家庭内の「場」をつくります。
ご主人も、お子さんも。
無意識にＴさんに注目するから。
＞ 本当にそれですね。
＞ 主人も子どももご機嫌です。
ですよね～。
＞ 調子が良いので甲状腺のことも肺がんも、
＞ ほぼ忘れていて薬もよく飲み忘れていました。
＞ 意識がそこに向いてないのも
＞ 良かったのかもしれないなーと思っています。
「忘れる」のは、問題に対する有効な対処。
意識するほど、問題は大きくなるから。
「解決」は、対処の一つに過ぎない。
ほとんどの問題は、解決せずとも、
「なるようになる」ことで、気にならなくなる。
＞ 他にも周りのことに、
＞ 自然と感謝できることも増えました。
感謝って、「する」ではなく、「なる」。
自ずと起こる感覚。
「感謝します」って、違和感あるんだよなあ～。
口でそう言ってる時って、観じないんだもん。
感謝のエネルギーを。
感謝って、気がめぐらないと起こらない。
何かが気になって、気が滞るとムリ。
心身ともに。
Ｔさんの気がめぐっている証拠だね。
＞ 体調が良いから家も片付けたり
＞ 掃除する頻度も上がって、
＞ スッキリして気の流れも良くなっていると感じます。
ナチュラル風水だ。
＞ 運も良くなったように思います
風水のあれこれって、気の流れを調えること。
えっ、どうやって確かめるのかって？
専門家に頼まなくてもね。
自分が「ご機嫌」でいられたら、ＯＫ。
人も自然の一部。
環境とは切り離せない。
場に気がめぐってるからこその「ご機嫌」。
場とは、環境だけではありません。
自分のカラダとココロも含まれます。
「笑う門には、福来たる。」
「泣きっ面に、蜂。」
どちらもエネルギーの同調現象。
しかめ面で引き寄せられるのは、
しかめ面になる体験。
運が良い人は、ご機嫌。
ご機嫌であるには、まず気づくこと。
自分がいま不機嫌であることに。
これ、客観視しないと、気づけない。
病気をきっかけに。
カラダに意識を向けることから始められたＴさん。
いつの間にか。
自分を観ることが習慣に。
いまの自分を俯瞰。
不機嫌であれば、不機嫌な自分をそのまま俯瞰。
クリアになれば、ご機嫌を選択し直せる。
運が良いとは、言えないあなた。
いま、ご機嫌ですか？
今日は、ここまで。
また、明日。
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