きついこと言われてるのに。
『ボーッと観る会』、夜の部。
瞑想後のシェアタイム。
Yさんは?
「ホットな気づきが。」
ほー、どんな?
「小1の息子の友達なんですが。」
ですが?
「今朝、息子のこと、『大嫌いだ』って。」
ほー、Yさんに?
「ええ、私に。」
「登校時の旗振り当番してる時でした。」
仲良しでは?
「ええ、よく一緒に遊んでます。」
まあ、小1ですからね。
「ケンカしたと思ったら、すぐに仲直り。」
その繰り返しですよ。
子どもらしいとも。
「ところが、今回、ちょっと大きめのケンカを。」
あら。
「ご近所ですから。」
「よく顔を合わせるんです。」
引くに引けないというか。
きっかけがつかめないこともありますよね。
「その子は、お母さんに言われてるんです。」
何と?
「『みんなと仲良くしなきゃダメよ』って。」
言われそうですね。
「私は、嫌いな子がいてもいいと思うんです。」
「誰とでも仲良くって、不自然ですし。」
「大人になれば、イヤでも付き合いがありますし。」
ですよね~。
「ただ、今朝は、その子も結構からんできまして。」
おや。
「『嫌い、嫌い、大嫌いだ』って。」
かなり溜まってたみたいですね。
「さすがにイラッときまして。」
そこまで言われるとね。
「いやいや、小学生だからと。」
「自分に言い聞かせながらも。」
反射的に反応しちゃいますよ。
ネガティブな気を浴びると。
「そうそう、こういう時は、ボー観だと。」
使ってくれましたか。
「そしたら、できました。」
何を?
「違う観方です。」
違う観方?
「『観じ方』とでもいうんでしょうか。」
というと?
「『わかってほしい』って聞こえたんです。」
その子の「嫌い」が?
「なかなか息子とも仲直りできず。」
「さらに、お母さんからは『仲良くしなさい』と。」
「追い詰められてんじゃないかなって。」
なるほど。
「その子は、その子なりに。」
目いっぱい頑張ってたのかもしれませんね。
「言葉そのものじゃなくて。」
なくて?
「その言葉を口にせざるを得ない思い。」
「エネルギーを感じたような。」
「ふと湧きあがったんです。」
「気」をキャッチされたのですね。
その感覚を言葉に。
「嫌い」という言葉。
悲痛なエネルギーとして、感覚でキャッチ。
その感覚を言葉にすると、
「なぜ、わかってくれないんだ。」
「僕も頑張ってるんだよ。」
「これ以上、責めないで。」
そう観じられたのですね。
「なんかわが子のように。」
温かく観ることが?
「一生懸命生きてるなって。」
ですね。
「さっきまでイラッとしてたのに。」
観方ひとつで。
「変わりますよね~。」
けど、それもYさんが俯瞰できたから。
イラッとされてる自分に気づかれて。
「選択肢があるとイイですよね。」
ええ、言葉に額面どおり反応することも。
その奥にある感情を観じることも。
言葉をエネルギーとして観じる。
そんな聴き方もしたいよね。
今日は、ここまで。
また、明日。
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