なぜ、あの人は、笑って許せるのか? | まなブログ

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脈の変化でカラダの声を聴く『脈ナビ』による施術、セミナーをご案内しています。
大阪府堺市で鍼灸院を開業しています。
日々の気づきをつづります。

きついこと言われてるのに。

 

 

 

『ボーッと観る会』、夜の部。

 

瞑想後のシェアタイム。

 

Yさんは?

 

 

「ホットな気づきが。」

 

 

ほー、どんな?

 

 

「小1の息子の友達なんですが。」

 

 

ですが?

 

 

「今朝、息子のこと、『大嫌いだ』って。」

 

 

ほー、Yさんに?

 

 

「ええ、私に。」

「登校時の旗振り当番してる時でした。」

 

 

仲良しでは?

 

 

「ええ、よく一緒に遊んでます。」

 

 

まあ、小1ですからね。

 

 

「ケンカしたと思ったら、すぐに仲直り。」

 

 

その繰り返しですよ。

子どもらしいとも。

 

 

「ところが、今回、ちょっと大きめのケンカを。」

 

 

あら。

 

 

「ご近所ですから。」

「よく顔を合わせるんです。」

 

 

引くに引けないというか。

きっかけがつかめないこともありますよね。

 

 

「その子は、お母さんに言われてるんです。」

 

 

何と?

 

 

「『みんなと仲良くしなきゃダメよ』って。」

 

 

言われそうですね。

 

 

「私は、嫌いな子がいてもいいと思うんです。」

「誰とでも仲良くって、不自然ですし。」

「大人になれば、イヤでも付き合いがありますし。」

 

 

ですよね~。

 

 

「ただ、今朝は、その子も結構からんできまして。」

 

 

おや。

 

 

「『嫌い、嫌い、大嫌いだ』って。」

 

 

かなり溜まってたみたいですね。

 

 

「さすがにイラッときまして。」

 

 

そこまで言われるとね。

 

 

「いやいや、小学生だからと。」

「自分に言い聞かせながらも。」

 

 

反射的に反応しちゃいますよ。

ネガティブな気を浴びると。

 

 

「そうそう、こういう時は、ボー観だと。」

 

 

使ってくれましたか。

 

 

「そしたら、できました。」

 

 

何を?

 

 

「違う観方です。」

 

 

違う観方?

 

 

「『観じ方』とでもいうんでしょうか。」

 

 

というと?

 

 

「『わかってほしい』って聞こえたんです。」

 

 

その子の「嫌い」が?

 

 

「なかなか息子とも仲直りできず。」

「さらに、お母さんからは『仲良くしなさい』と。」

「追い詰められてんじゃないかなって。」

 

 

なるほど。

 

 

「その子は、その子なりに。」

 

 

目いっぱい頑張ってたのかもしれませんね。

 

 

「言葉そのものじゃなくて。」

 

 

なくて?

 

 

「その言葉を口にせざるを得ない思い。」

「エネルギーを感じたような。」

「ふと湧きあがったんです。」

 

 

「気」をキャッチされたのですね。

その感覚を言葉に。

 

 

「嫌い」という言葉。

悲痛なエネルギーとして、感覚でキャッチ。

 

その感覚を言葉にすると、

 

 

「なぜ、わかってくれないんだ。」

「僕も頑張ってるんだよ。」

「これ以上、責めないで。」

 

 

そう観じられたのですね。

 

 

「なんかわが子のように。」

 

 

温かく観ることが?

 

 

「一生懸命生きてるなって。」

 

 

ですね。

 

 

「さっきまでイラッとしてたのに。」

 

 

観方ひとつで。

 

 

「変わりますよね~。」

 

 

けど、それもYさんが俯瞰できたから。

イラッとされてる自分に気づかれて。

 

 

「選択肢があるとイイですよね。」

 

 

ええ、言葉に額面どおり反応することも。

その奥にある感情を観じることも。

 

 

言葉をエネルギーとして観じる。

 

 

そんな聴き方もしたいよね。

 

 

 

今日は、ここまで。

また、明日。

 

 

 

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