いち早く気づいているから。
昨日の記事で、
劣等感について書いた。
誰でも持っている劣等感。
つい嘆いたり、ボヤいたり。
自分も気が重くなる。
だけでなく、聴かされる相手も。
あなたを「重い人」と。
距離を取られたら、もったいない。
感じたことをそのままに。
素の自分を表現できれば、生きるのが楽。
けど、「そのまんま」はコワい。
悪気はなくても。
相手が傷ついたり、イラッとされたり。
やっぱり空気を読んで。
配慮しないといけないものか。
けど、気を遣い過ぎると、自分がしんどい。
どうしたものか?
ピピッときたのが、こちら。
「神さまのせいにすればいい!」
阿部敏郎 廣済堂出版
> 嫌な面を人前で出さないためには
> どうすればいいのでしょう?
> ひと言で言うと「気づき」です。
気づき?
何に気づくの?
> ダメなところを出さないようにするのも気づきだし、
> 自分を好きになるのも気づきです。
> 「今、僕は人を不愉快にさせている」とか
> 「私は彼女を傷つけている」という気づきがあるかどうか。
> そういう自覚をもつことが第一。
> また「こんな僕だけど、案外いいやつだ」とか
> 「私は私で大丈夫なんだ」って
> 気づくことも大事なんです。
これ、感情と一体化しているとムリ。
もうひとりの自分で引いて観ないとね。
いつもの「実況中継」。
同じ感じたこと、「そのまんま」。
けど、大人と子どもの違いは、ここ。
子どもは、ホントにそのまんま表現。
腹が立てば、怒りをぶつける。
当然、相手もカチッとスイッチが。
ただ、感情を抑えないだけにね。
エネルギーを出し切ると、尾を引かない。
さっきまでケンカしてたと思ったら、
次の瞬間には、仲良く一緒に遊んでる。
その瞬間に出し切るから。
じゃあ、大人もそうすれば?
それも選択肢のひとつとしては、あり。
ただ、大人の関係性としては、
難しい場面も多々。
不安だからといって。
子どもは泣くけど、
大人は泣かない。
「泣く」以外の選択肢を持っているから。
信頼できる人に相談したり。
不安を解消するため、情報を集めたり。
不安になっている自分を客観視したり。
人生経験が深いほど、
選択肢も多くなる。
ただ、選択肢を活かすには、
「泣く」前に「気づき」が必要。
泣いちゃったら、時すでに遅し。
選択する間がない。
選択肢がないのと同じ。
今日は、ここまで。
また、明日。