元気で居る事の意味。 | バーチャルカフェ【京庵】-miyako an- 庵主の日常茶店事

バーチャルカフェ【京庵】-miyako an- 庵主の日常茶店事

閉店後10年を機に活動再開。店舗はありませんが、配信でできることをやってみます。
>かつて京都、四条烏丸にあった町家カフェ「京庵(みやこあん)」のネクストステージ。過去ログは24時間365日開店中。どうぞお茶でも飲みながらのんびりお過ごしください(^-^)

被災のレベルは場所、人によって様々。

それは当然の事。

阪神淡路大震災の時だって、
映画「この街のこども」 に描かれたように、
いろんな体験をする人がいて当然。

笑っている人もいるし、泣いている人もいる。

中にはこんな人だっていた。
http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/20110116#p1

けど、

どれもそのままでいい。

被災のレベルによって、
自分は助かったから申し訳ないだなんて、
あり得ない!

助かってよかった!
生きててよかった!


そう思って、
亡くなった人の分までうんとうんと、
コレからだって、復興しなくちゃいけないんだし、
めいっぱい幸せな未来を歩む、
誰だってそれでいい。

みんな幸せになるために生きている、
そんな風に居て欲しい。

だから、

被災のレベルによって、
何かを批判する人。

批判された人の悲しみがわかるの?って言いたい。

被災が軽ければ、
悲しかった、辛かったって言ってはダメだなんて、
おかしいと思う。

我慢なんてしなくていい。

だって、本当に辛い、悲しい思いをしたのは
その人自身の体験なんだもの。


被災地で頑張っている人を批判する人も、
自衛隊やボランティアやっている人も
ロボットじゃないんだから、、、

ごはんも食べれば睡眠も取らなくちゃ
人を助けるチカラが持てない。

まして、
必ずしも助けられるとか、
正確な動きだけが出来る訳じゃない。

どんなに努力しても報われないことも
あんな現場ではいくらでもある。

それでも頑張るんだよ。
それでも頑張ってるんだよ。

そんな人の事を、
外からアレコレ言っているだけの人の方が、
批判されても反論できないのではないの?

実際にその場にいて、
葛藤しながら動くしかない、

その人たちの苦労を、
テレビやネットのこちら側で見ているだけの人には
わからないよ。


震災の時、

大阪へ出れば、みんな普通の生活をしていた。
避難所へ戻る自分は、
なんだか取り残されているような気がして、
寂しかったり、不思議な気持ちになったけれど、

そうやって、
普通に機能してくれている街があるからこそ、
私たちの生活は早い段階でどうにかなった。

神戸が復興したのよりももっと、
これからずっとずっと、長い時間をかけなければ
東日本は復旧できないだろうと思う。

何もかもを失って、
片付けて、また立ち上げて、、、

人の気持ちを立て直すのにだって、
もっともっと大きなチカラが必要だと思う。

それならば、

神戸の震災の頃よりもっと、
もっともっと、私たちは今あるモノに感謝して、
普通の生活以上に活発に、
元気に生活していかなければ、
東日本を引っ張って、持ち上げてあげる事が
出来ないのではないのかな??

笑う事が不謹慎!?

バカ言わないで!と言いたくなる。

滅入った人たちの気持ちを明るくさせて、
前向きに、笑える未来へ気持ちを向けさせてあげる事の、

ひとときでも、大変だった現実から気持ちをそらし、
笑顔を取り戻させてあげる事の、

何が不謹慎だと言うの?

演劇や音楽、娯楽、芸能の数々に携わる人たちの
表現に救われる事がある。

物を作る人たちのソレに救われる事はもちろんの事、
この世界に存在する「仕事」をしている人たちの、
どれを取っても不要な物がないからこそ、
これまでの世界は成り立って来たのだと思うから、、、

何かを自粛するって、

誰かのためになることなら、

節電も、倹約も、やったらいい!と、思うけれど、

ネガティブなだけの自粛など、
なんの生産性もないものじゃないかと思うのです。


被災地に居た私が、
そんなに意気消沈し、元気の無い
被災に合わなかった人たちを見ていたならば、
きっと逆にこう思ったでしょう。

「アナタたちには普通の生活が目の前にあるのに、
 なんで私が慰めなくちゃいけないのか!」と。

大阪へ行けばみんな普通だった。

その事が、本当に良かったのだと思います。

大阪へ出て、誰もが元気がなくて、
かわいそうだよね、大変だよね、心配だよね、なんて言って、
ただ、落ち込んでいたのなら、、、

神戸はこんなに早く、復興は出来なかったと思う。


それでも10年以上、かかってるんだよ!


阪神淡路の一地域だけで、こんなにかかったんだよ!


途中、地下鉄サリン事件にとってかわられ、
世間の関心が薄れたりもして、
私たちは本当に苦労したけれど。。。

今、こんなにも全世界が注目をして、
エールを送ってくれているのだから、

同じ国に居る西側の人たちが元気がなくて、
どうするの???

って、思う。

もっともっと、元気を出して行かなくちゃ!!!

神戸よりもっともっと、大変な復興を
これから成し遂げなくてはならないのだから!!!

元気がなくて、何ができるの!!!

自分を鼓舞する意味も含めて、
この日記を公開します。


思いは自分の身体も動かすんだよ。

動けば誰かの気持ちも動かせるんだよね。


だから、
お互いにみんなが笑顔でがんばらなくちゃ。

自粛だなんて、縮こまってちゃダメだよね。

そうだ。

だから、

私も、講座の先生たちにも元気になってもらって、
お客様にも元気になってもらおう!

美人の学校の再開、
これからの講座の開講も、
しっかりと計画を立てたいと思います。

女性をみんな、生き生きと輝かせたい、
そのチカラがきっと、
家族や職場やいろいろな所の人を元気づけ、
街を活発にし、
西日本のみんなが元気なら
きっと、もっと早く
東日本を元気に出来るはず!!!

がんばろう、がんばろう!!!


今、ここにいる、
被災しなかった私たちが元気でなくて
どうするんですか!

だから、笑顔でいる事は大切なのです。

元気でいる事は、大切なんです。


笑って、元気出して、いきましょうね。

明るく、前向きにいきましょうね。

どんな時も、いつの時もね。


京庵も、いつもと変わらない店で、というより、
もっともっと、元気出していける店で!

定休日が明けてからも、
元気に営業したいと思います。

ありがとうございます。。。☆