白湯とは、先人たちの叡智が詰まった、消化力をぐんと高めてくれる大変素晴らしいものです。

 

白湯を飲むと内臓は温まって活性化し、消化機能が促進されます。血液の循環もよくなります。内臓温度が1度上がれば、基礎代謝は約10%も上がります。

 

中には「汗かきなので飲みたくない」という人がいますが、そういう人ほど体の中は冷えているもの。白湯は、体質を問わず、万人に有効な健康法です。

 

「暑い夏に熱いお湯を飲みたくない」という人もいますが、そもそも白湯とは、灼熱の国、インドで長く親しまれてきた習慣です。

 

現代と違ってエアコンがない昔は相当暑かったと思いますが、それでも白湯がすすめられてきました。

今はエアコンが普及し、体が芯から冷え切っていしまうことが多い夏場こそ、白湯が必要とも言えます。

 

そういえば私が子どもの頃は、祖父母たちが毎食後のお茶碗にお湯を入れて飲んでいる光景を、よく目にしたものです。これも「白湯」の一つの形ですね。

 

今思えば、この1日3度の白湯の習慣は、非常に理にかなっていたと感じます。

 

私の場合、1日中白湯を飲んでいます。とにかく「小まめに何度も飲むこと」が理想なので、その作り方や温度について細かいことは申しません。「体温より高い温度であること」と、塩素の多い水道水ではなく浄化した水かミネラルウォーターを使うのが良いです。

 

言うまでもなく、キンキンに冷えた水を飲むのはNG。

常温の水も体温より低いため、体を冷やすので避けたいところです。外出先には保温できる水筒を携帯するか、可能であれば職場などのポットをフル活用してください。

 

夏場に冷たいものを摂ってしまったら、その後に白湯を飲んでカバーするのでも大丈夫です。

あまり硬く考えずにやりましょう。 

 

 

 

本当の健康のかなめとなる消化力を上げるためには糖を断つ断糖がとても有効です。

 

断糖とは、一切の糖質(炭水化物)をほぼやめること。

「果物はだめ」「野菜も食べない方がよい」という考え方です。

 

断糖に加えて運動も行えば、消化力は高いレベルで維持されます。

なぜなら「断糖メニュー」では消化力を維持するのに必要な栄養素が得られやすいかのと消化力を落としてします糖質を摂らないからです。

糖質ばかりを摂取していては、そうはいきません。

 

私自身、断糖歴9年目ですが、スタートした最初の3カ月で17kg痩せました。

それ以降、風邪一つひかず健康を維持し、精力的に仕事に取り組めています。

 

断糖で摂るべき食材とは、平たく言うと、血糖値を上げない食材です。

 

肉類(赤身肉がおすすめ)、魚介類、卵(1日3~4個でもOK)、豆腐など。

ホップや麦芽だけのビールは糖が少ないです。

 

「糖を絶つなんて?!」と驚く人がいるかもしれません。しかし、人間が糖を摂らなくても生きていけることは、イヌイットたちによって証明されています。

 

彼らは氷雪地帯に暮らしているため、穀類や野菜や果物を食べていませんでした。

 

食べるのは主にクマやアザラシの肉だけ。しかしイヌイットたちは、虫歯はおろか、心筋梗塞や糖尿病、がんなどの大病をほとんど発症しなかったのです。

 

消化力を上げるためには、断糖から始めましょう。断糖を3日も続ければ、体重の低下や心身の小さな不調の改善など、明らかな変化を実感できるはずです。

 

 

 

 

 

「食べ方」は、消化力を大きく左右しています。

 

消化力を高いレベルで維持するために次のルールを守ってください。

 

①「睡眠前の2時間は、食べないこと」。

②「食事は“空きっ腹”で食べること」、つまり「間食をしないこと」

 

3時のおやつをなくすことに抵抗がある方もいると思いますが、消化力の観点から見ると、「間食をしないこと」とても大切です。

インドの古典医学であるアーユルベーダでも「食の上の食はしない」という言葉で、間食を戒めています。

 

たとえば12時に昼食を食べ、3時に間食をしたとします。昼食の消化が中途半端なところに、間食により新たな食べ物が加わると、昼食で食べた食べ物が胃内に長く滞留して腐敗して毒素を生じてしまいます。そして消化し切れず、きちんと排泄もされない「未消化物」が体内に溜まっていき様々な病気の原因になっていきます。

 

また「消化力が高い人でも、消化力には限界がある」ということを忘れないでください。

たとえて言えば、どんなに仕事の処理能力が高い人でも、休みなく業務を任されると、やがて疲れてしまうことでしょう。突然心身の病気になるかもしれません。それとまったく同じことです。

 

始終何か食べている人は消化力を休みなく酷使しています。いずれ消化の力も疲れ果て、衰えてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

急に間食をやめるのが難しい人は、まずは間食を消化に軽い物にするところから始めましょう。それが、消化力を高められるかどうかの分かれ目です。