ショウガは、漢方薬にも処方されるほど薬効が高いスーパー食材。

 

ショウガは、その状態によって効能が異なります。どちらの効能も素晴らしいのですが、目的に応じて使い分けることが肝心です。

 

生のショウガ(生姜:しょうきょう)は、生の状態ですりおろしたり、スライスして用います。これは消化力を即効的に上げる効果があります。また、ジンゲロールという強い殺菌力をもつ成分も含みます。

 

乾燥したショウガ(乾姜:かんきょう)は、乾燥したショウガ表面の皮を取り、蒸して乾燥したもので、身体を温める効果が高いです。また、胃腸を刺激して血流を良くし、身体の奥の熱を作るショウガオールという成分を含みます。

 

つまり、消化力を即座に上げたい場合には、生のショウガを活用すると良いです。

しぼり汁を、汁物や飲み物に混ぜたり、肉料理や魚料理に加えると食後の胃もたれが回避できます。

 

また、薄くスライスした生ショウガの上に岩塩を載せ、レモン汁を垂らして食事の10分前くらに食べると更に消化力アップにつながります。

 

スーパー食材のショウガを是非活用して下さい。

 

 

 

 

 

糖質制限食を続けるためには消化力を保つのがかなめになってきます。

 

消化力を高めるには、身体を温めることが基本です。そのためには、普段の食事を見直していきましょう。

 

身体を温めるには、何より「冷たいものを飲食しすぎないこと」が大原則です。

 

身体を温めるのに注目してほしいのは、塩の重要性です。塩には、消化力を上げる「陰の立役者」と呼べるほどのパワーがあります。

 

昔ながらの「北国の食事」を思い浮かべてください(ちなみに私は北海道出身です)。

 

塩辛い献立が多いです。それは、体を温めてくれるから。

先人たちの知恵は、理にかなっていたのです。

 

最近では、高血圧予防の観点から「減塩」がしきりと呼びかけられるようになりました。しかし、それは、精製加工された化学塩(精製塩)などの場合です。

 

血圧を上げにくい「岩塩」を使いましょう。「体を温める」という観点から見て最もよいですし、ミネラル分も豊富です。

(そもそも高血圧の本当の原因は塩分ではなく、糖質です。これについては別の機会に説明させていただきます)。

 

身体を冷やす食べ物もあれば、温める食べ物もあ理ます。

 

美容・健康に良いとされている果物の殆どは身体を冷やします。

特に南国で採れる果物は、その傾向が強くなります。

 

北国で採れるリンゴは「比較的マシ」ですが、何れにしても糖質制限という観点からはお勧めできません。

 

でも、万が一「バナナかリンゴか必ずどちらかを食べなければいけない」という究極kの選択を迫られたら、迷わずリンゴを選んでください(笑)。

 

 

 

 

 

健康効果を期待して、常飲している人が多い、お茶。

 

「健康のために、カテキンの多い緑茶をよく飲んでいます!」

こう言われることがよくあります。

 

確かに、カテキンの効能は素晴らしい。でも、お茶に含まれる「渋み」の成分には、体を冷やして乾燥させる作用があり、過剰な摂取は望ましくありません。

 

インドの古典医学のアーユルヴェーダでは渋みは身体を乾燥、冷やす方向に持っていき老化を促進してしまうとされています。

 

特に高齢の人にはこの悪影響が顕著になります。ですから、お茶よりも白湯をおすすめしています。

 

高齢の人に限らず、皆さんに気を付けてほしいことがあります。

それは、お茶の利尿作用についてです。

 

カフェインが含まれているお茶には、すべて利尿作用があります。つまり、水分補給のつもりで飲んでも、余計トイレに行きたくなり、「体内から水分がどんどん出ていく」という状態になってしまうのです。

 

そんな状態が進めば、体の中は乾燥、脱水といった方向へまっしぐらに。

「どうしてもやめられない」という人は嗜好品として楽しみましょう。もしくは「カフェインフリー」「カフェインレス」「デカフェ」と表示のあるハーブティーなどを探してみるのもよいかもしれません。

 

また、カフェインは人間の身体にとっては毒で、その排泄に大きなエネルギーを費やしてしまいます。

 

また「のどが渇いた」と感じてからの水分摂取は、実は遅すぎます。目安としては、尿が黄色い場合は「遅い」ということ。こまめな「白湯習慣」が理想です。