実は私は本当は精神科医なので(笑)、過酷で理不尽なお仕事や、過度な緊張を強いられる人間関係によって不安やうつ状態になってこられる患者さんを大勢診療しています。
そのようなお悩みを持つ患者さんには、転職をおすすめすることもありますが、なかなかそれも難しいので、「逃げられない職場でのサバイバル心理術」をお伝えします。
そりの合わない上司や先輩などと、うまくやっていくには。「相手に期待をせずに、相手の自己重要感を高めること」に尽きます。
「自己重要感」とは「自分が周りの人から必要とされていると感じること」です。
人はみな、この「自己重要感」を求めて行動しています。
しかし、多くの人は先に自分の自己重要感を満たそうとして失敗しています。
まずは、相手の自己重要感を満たすことから始めましょう。
そんなあなたを皆が求めるようになり、結果的にあなたの自己重要感が満たされていきます。
具体的には、相手に何かを質問したり、アドバイスを求めて「教えてもらう」のです(答えがわかっている場合でもかません)。
「他人に教える」という行為は、精神的に優位に立てることなので、非常に気持ちがよく、自己重要感が満たされます。
また「認知の変容」を行うことも大切です。
過酷な体験は、自分を鍛えるチャンスと捉えます。
不幸と思える渦中のときほど、自分自身を客観的に見ることが必要です。
俯瞰して見ると、不幸の期間は長い人生のごく一部でしかなく、そのあとに成長した自分が待っているからです。
このように物事を俯瞰的に捉えることを「オーバービュー・エフェクト(概観効果)」と呼びます。
地球を宇宙から眺めたことのある宇宙飛行士たちは、名言を残しています。
以前、私はロシアの宇宙飛行士訓練センターを訪れ、実際に2回宇宙飛行をしたパイロットから、「地球の上には国境という線は見えなかった」「人と人との争いごとが、ちっぽけに思えた」と聞いたことがあります。
これぐらいの認知の変容を起せば、大きいと思われたトラブルも、ささやかな出来事に思えてきて、自己成長のとても良い機会だと思えてきます。
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