ダイエットの本来の目的は、体重を減らすことではなく、余分な体脂肪を減らすことです。

 

しかし、多くの人が体重を減らしたいと思ってやってしまうのが、カロリーダイエットです。

 

すなわち、食べる量をできるだけ減らすことで、体重を落とそうとすることです。

 

しかし、このようなダイエットは決してうまくいきません。

 

空腹に耐えられず、すぐに断念することになるでしょうし、たとえ一次的に体重が落ちたとしても、すぐにリバウンドして、元の体重に戻ることになります。

 

それだけならまだしも、カロリーダイエットをするといわゆる飢餓状態になりますので、人の身体はエコモードに入りエネルギー消費の多いものを分解してエネルギーに変換しようとします。

 

身体の中で最もエネルギー消費の多いのは筋肉ですから、筋肉が分解されてエネルギーとして消費されてしまいます。

筋肉が減ることで基礎代謝が低下し、エネルギーを消費しにくい身体になってしまいます。

 

その結果、痩せにくく、太りやすい体質になってしまい、カロリーダイエットで食べるのを我慢するのが辛くなって、スウィーツなどを食べてしまいどんどん太って行きます。

 

糖質制限ダイエットが他のダイエット法と異なるのは、カロリー制限は一切しなくて

よいという点にあります。

 

糖質は限りなくゼロに近くカットするのが理想ですが、一旦目標体重になれば糖質以外のものは、お腹いっぱいになるまで食べても大丈夫。

 

後は目標体重あたりで維持すれば良いわけですが、ここで大切なのは「微調整」です。

 

私はトイレに座った時に右太ももの内側に浮いて見える静脈を指標にしています。

皮下脂肪が増えて、この静脈が見えにくくなってきたら危険信号ですので、糖質制限をやや厳しくします。

そうすると、2〜3日で元の状態に戻ります。

 

このように簡単に微調整することが目標体重を維持するコツです。

 

皆さんも、自分の身体の指標を見つけて微調整してみてはいかがですか?

 

 

 

 

 

 

普段、自覚がなくても健康診断などで「血圧が高い」と指摘される方も少なくありません。

 

そして、高血圧の原因は塩分の摂りすぎと言われています。

 

これを信じて、味気のない減塩食を実践している方は多いと思います。

 

高血圧の方が塩分を制限しても効果が表れない場合、最終的には降圧剤に頼ることになります。

 

そしてこの降圧剤はほぼ一生飲み続けなくてはならないのです。

ということは、ほぼ一生病院通いがつづくということです。

 

そもそも、高血圧の原因は本当に塩分にあるのでしょうか?

 

日本人全体の塩分摂取量は年々減少しています。

それにもかかわらず、高血圧の患者さんは増え続けています。

 

このことから、塩分の摂りすぎが高血圧の原因ではないのではないかと、考えることができます。

 

実は、高血圧の原因も、糖尿病と同じように糖の摂りすぎにあります。

 

糖の摂りすぎにより、2つのことが起こって高血圧になってしまいます。

 

1つ目の原因は、糖による内臓脂肪の増加です。

 

糖を過剰に摂取すると、内臓脂肪が増え、その内臓脂肪が腎臓の塩分排泄機能を阻害します。

本来であれば、体内に入った塩分は腎臓でろ過されて、尿から排泄できるのですが、これがうまくいかなくなって、高血圧になるのです。

 

2つ目の原因は、糖による交感神経優位の状態です。

 

糖を摂りすぎると高インスリン状態になり、このインスリンの興奮作用によって、

交感神経が緊張状態になります。

 

交感神経には、心拍数を高める作用があり、血圧を上げようとするので、高インスリン状態が続くことで、血圧が高くなってしまうのです。

 

以上の2つのことから、塩分ではなく、糖が高血圧の原因であることは明らか。

 

高血圧に悩んでいる方がいたら、今すぐに糖を断ってください。

 

 

 

 

 

 

日本人成年の約20%が慢性的な睡眠不足になっていると言われています。

また、軽いものも入れると女性の9割は冷え性とも言われています。

 

睡眠不足、冷え性…どちらも人生の質を格段に下げてしまいます。

 

睡眠不足には二つの原因があります。

 

ひとつは、睡眠時無呼吸症候群です。太っている人に多いのですが、私のクリニックにうつの訴えで来る人の中にも、睡眠時無呼吸症候群の人が多いので、心あたりのある人は、調べてみるといいでしょう。

 

糖質制限ダイエットでは、肥満も解消しますので、そういった意味でも、睡眠不足の解消に有効といえるかもしれません。

 

糖質を摂ると、交感神経が緊張状態になります。

そうすると、夜、眠れなくなってしまい、睡眠不足となります。

 

冷え性については、糖質制限ダイエットをすることで副交感神経優位となり血管拡張作用が働くことで末梢まで血液が循環しますので、体のすみずみまで温まりますので冷え性が改善します。

 

勘違いされがちですが、ほてりも冷え性の一種です。

 

顔がほてっているのに手足が冷たいという人は、熱が体の中でうまく循環されていないので、冷え性になっているのです。

 

また、全身が熱いという、汗かきの人も、体の芯は冷えている、冷え性の可能性があります。

熱がうまく代謝しないので発散されず、体内にこもってしまっているのです。

 

糖質制限ダイエットでは、糖質をカットして、副交感神経が優位な状態に導きますの

で、睡眠不足や冷え性に悩まされることもなくなります。