過去に縛られている | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。


うつ病の発病の原因は、元夫の浮気が発覚してからです。



それだけではなく、結婚生活に余裕が無く、私が無理をしたせいだと、冷静に今は分かっています。




元夫は、高校を卒業したばかりで、私と付き合い始めたものですから、本当に子どもでした。




大阪で、色々な経験をして来た歳上の私が、どれだけ尻拭いをして来たことか?分かりません。
浮気もありながらも、結婚に辿り着きました。




私の苦労が実った瞬間でした。
それからも、元夫を支えて来ました。




その仕打ちが、元夫に、好きな人が出来て、浮気をしていたのです。うつ病で倒れ、動けなくなってしまった私には、どうすることも出来ませんでした。




そんな元夫でも、息子の長男のことは、とても愛していました。又長男もお父さんのことを慕っていました。




昨日、4月からアメリカに移住する長男から次男に買ったばかりの最新のPanasonicの洗濯機をくれることで、寸法とかを報告し合っていたんです。




冷蔵庫は、お父さんにあげると言うので、私が、古い冷蔵庫の処分の仕方を伝えてあげて、と言ったのが、長男を不機嫌にしたのです。
「はい、はい」と返事が来て
私が、言わなきゃいいのに「お父さんは知識がないからね」と言ってしまったのです。




益々、不機嫌になった長男が、「もう貶め合うのは辞めましょう」と言って来ました。
そんなつもりは、なかったのに、そう言う風に捉えられてしまったのか、とショックでした。




ショックと共に怒りが湧いて来たのです。
元夫に、どれだけ尽くしたか?と言うことを、うつ病を通して、まだ根に持っている私がいたのに気づいたのです。




元夫には、新しい彼女がいて、キャンプなどをして楽しそうです。それに対して、私はうつ病が治らず、次男も発達障害のうつ病を発症をしています。




幸せではないから、過去のことに縛られているんだろうな、と思います。そんな自分が嫌で、頼りない次男に、愚痴をこぼしてしまいました。




「お兄ちゃんはお父さんが好きなんだよ。それにお父さんもそれなりに苦労して来て、昔のお父さんじゃないんだよ。でも僕は、お母さんの味方だからね」




そう言われて、納得しました。
次男の言う通りだ、けれど、苦労は自分で選んだことじゃん!なんて、まだ拗ねていましたけど。




次男も、大人になったなぁ〜
頼りないと思っていたけど。




小さな幸せを探して生きて行こうと思いました。
少し軽くなった身体に感謝して…




過去は過去として思い出にして、ソッと箱にしまって、今を生きようと思います。