本格的なうつ病を発症したのが34歳でした。
それから断薬まで16年間もかかりました。
その理由は、子どもが居たこと、と、長男を奪われた憎しみに溢れていたことが主な原因でした。
うつ病が酷い時は、全く動けず、ベッドでひたすら寝ているだけしか出来ませんでした。しかし、頭では色々とネガティブなことばかり考えていたように思います。
そんな重度な、しかし、食欲は少しあるくらいの時期、私は布団で横たわりながら、ウンウン唸っていました。(声は出ていたかは定かではありません)
ベッドで寝てるのでエネルギーは0の状態です。心身共に底辺を這っている状態でした。
そこに、見知らぬ黒い人が私の後頭部を掴み、床に思い切り叩き付けます。床はフニャフニャに柔らかいのです。まだまだ私を、底なし沼のような地獄に落とそうとするのです。(脳内で起こってることです)
なんと言って落としているか?
・・・・・・・・・・・それは
死ね!!
死ね!!
と、連呼しながら、私の顔を時にはググーッと、これ以上地獄がないほどに押して来ます。
私は、か細い心の声で止めて、と言うのですが、自分の意思がコントロール出来ません。
何十回、自殺未遂したでしょうか。
何十回、殺されかけたでしょうか。
最後は、あいつに勝つには寝るしか方法はない!!と思いました。
うつの正体は、自分が呼び寄せた低級霊…?
それとも、悪魔?!
多分、憎悪と悲しみの増幅で、低い波長のものが私にくっついたのだと思います。
今でも、ハッキリ覚えています。
アノ感触と声を・・・・
その時以来、うつ病が再発してもアイツは現れなくなりましたが、一般的な希死念慮は湧いて来てしんどい思いはしました。
けれど、30歳後半〜40歳前半までの期間は、死んでいてもおかしくなかったと思います。
今考えると不思議でしたが、あれは幻聴でも幻覚でもないと思います。
鬱の正体=未浄化霊=低級霊=悪霊なのでは?と思いはじめています。
そして、自殺ではなく、他殺ではないかと思っています。
本当にあった奇妙なお話でした。
ありがとうございます