何もしたくない・・・・・
この言葉を聞くと、一見、我儘だ、怠けものだ、と普通は思われると思いますが…
鬱の場合は違うんですよね。
ずっと布団から離れられない私から言わせて貰いますと
何もしたくない…=何も意欲がない…
このような状態になるのです。
だって、食欲さえないのですから…
例え、食欲があったとしても、何か身体が言うことを効いてくれない、だるい、億劫、だとしたら自分を責めず、何かに頼りましょう。誰かに委ねましょう。
毎日、それが続き、しんどくて仕方ない状態だとしたら、まだやるべき時じゃないと私は思います。
今日も何もしなかった
今日も何も出来なかった
こうやって、私も苦しい時が度々ありますが、一時期、トイレに行くにも膝がガクガク震えて、這って行くしかない時期がありました。
無表情で、無感動。とにかく1日生きるだけで精一杯な状態もありましたし、布団に縛られて全く動けずにも関わらず、脳はネガティブに引っ張られて落ち続ける日々を経験しています。
今は、少しだけ回復したので、無理をしたら何か出来るはずなのに、凄く嫌なんです。
脳や身体からの悲鳴なんです。
私は障害者雇用で働いてた時期がありますが、身体からの悲鳴により(限界に達する前の身体の疲れ)、一年未満で退職した経緯があります。
一日中横になっていても、誰かに頼れていたらそれで良いと思います。
ありがとう
それを伝えれば良いのです。
息してる
話せる
トイレに歩いて行ける
寝込んでいても、私達は生きる価値があるんです。
私がしないと…誰がする?と言う方も居ると思いますが、行政に頼んで無料でヘルパーさんに頼ることが出来ますし、(生活保護を受けている方だけなのか、すみません。そこは分からないので役所にお聞き下さい。)
家族、友人、知人、等に助けて貰えるなら、素直に自分の気持ちに従ってくださいね。
入院と言う手もあります。
頑固になると、益々認知の歪みが出てきて、自分の首を締めることになります。
私は、友人や息子にベッタリ頼っています。
感謝しかないです。
両親は他界。兄夫婦は四国の果てに居て無理です。
誰も知人が居ない関東に一人で来たので、関東で初めて鬱になった時は、絶望と共に直ぐ区役所で生活保護の手続きをし、一命を留めました。
鬱に気づくこと
自分の今の身体の状態
自分の環境
これらに、いち早く気づいてあげることが、とても大切です。
怠けでも甘えでもありません。
元々頑張り屋さんで、優しい貴方です。
何もしたくない…じゃなくて何も出来ないのです。
誰かにお願い出来ることは、出来るだけお願いして、寝て寝て休みましょう。
私はやっと、スマホが苦にならず、SNSやYou Tubeが見られるようになりましたが、その他は何も出来ないです。
申し訳ない
情けない
こう言った気持ちにならない、と言ったら嘘になるので、素直にその気持ちも友人や息子に伝えるようにしています。
何もしたくない状態でも
生きているだけで、価値があるのです。
自分にも言い聞かせていることです。
自分に素直になりましょう。
様々な呪縛からの脱却・・・・。
難しいですが、何かに気づいて貰えると嬉しいです。
34歳頃、鬱を発症して直ぐ入院した個室です。
懐かしいです。
苦しかったなぁ〜
今では、貴重な体験です。
過去に何度も入退院を繰り返している私です。
倒れる前に
地獄に落ちない為に
早目の対策をして下さいね。
私のように難治性うつ病になり、長年うつ病で苦しまない為に、思考を緩めて、頑固さを手放しましょう