昨日、私は号泣していました。
ここ一年間、ある方達への怒りが心の底にありました。
客観的に見ても、私には一切の落ち度がなく、相手方が全面に悪いと思い、正義感を振りかざし、相手に怒りをぶつけ、そのことにより、又そう言う自分が嫌で、不安で不安で、自分のしたことが罪のように思え、一年間も過去の裏切りを手放せなくて、法的措置を考えていた程です。
時には、私は裁判官になり、相手を恨み、裁いていました。
それだけ、私自身が、その渦中にいることが許せなかったのです。
しかも、2度目の仕打ち。
相手を許せず、自分を許せず、怒りが悪い事のように思えて、怯えていまして、なかなか人を信頼出来なくなっていました。
相手方の一人は、今必死で私に謝罪し、信頼関係を取り戻す行動を取っていますが、他の方は反省の色を見せるどころか、反発し、嫌味を言われ、つい感情的になっていた自分がいました。
崖から突き落とされた私は、うつ病を再発しそうな気配を漂わせて、心身共おかしくなっていました。
とうとう、耐えきれず、どうしたら嫌な過去から脱却出来るのか、考えました。
そして、自分で自分を癒やすしかない、と思ったのです。
相手方だけではなく、自分までも攻撃していたからです。
恨みに変わりそうだったので、今私はどうして怒って、執拗にも相手に感情的に攻撃しているのか分析した処
怒りや攻撃する事によって、自分の中にある大きな恐怖や悲しみを感じたくなくて、自分の心を守り、心の安定を求めていたのだと実感したのです。
これは、マズイ!!
ずっと又苦しい年月を送らないといけないと思い…
一旦、自分の怒りの攻撃の裏にある、大きな恐怖と悲しみを自分に受け入れる事にしました。
素直になって見たんです。
自分は、本当は、悲しくて、恐怖感を膨大に感じている事に素直に向き合い、受け入れる事にしたのです。
もう、号泣、号泣・・・・・。
一人、涙が止まらず、赤ん坊のように大きな声で泣き叫び、私は傷ついて、大きな恐怖を抱えているんだ、と素直に受け入れました。
悲しい
不安
恐怖
自分の心が壊れてしまう
このような感情を素直に出し切り、自分の想いを受け入れたのです。
そして、裏切った相手方の一人に、悲しかった、恐怖だった、それによって心をドンドン追い詰めていた事を話しました。
そうする事数時間後、自分に声を、アドバイスをかけられるようになりました。
本当は、相手方と離れた方が良いですが、うつ病再発を考えて、相手方と話し合い、一人で立ち上がる日まで、静かに見守ってくれる事を、自分にアドバイス出来たのです。
そのくらい、酷い事をされたのに情もあって優しくしていたのを、少し緩め、自分をまずは労ろう、優しくなろう、我儘じゃない、と思いました。
怒りを抑えて、何でも許そうとすることは、自分の心に蓋をすることで、返って自分を苦しめます。
怒っていいのです。
無理に許さなくていいのです。
ただ、感情的にぶつけ続けることだけはしないで、自分の潜在意識にある、大きな恐怖と悲しみ、不安を受け入れて見て下さい。
怒りは、悪いことではありません。
ただ、感情的に相手に攻撃し続けることが、自分をもっと苦しめます。
理不尽であろうと、まずは自分の心に正直になり、子どものように泣いて、私は悲しいんだ!!と受け入れて見て下さい。
そうすると、スッキリ自分を出し切ることで、自分の状態が分かり、自分をもっと大切にしようと言う心が芽生えます。
皆さんも、怒りを貯めず、怒りを冷静に相手に伝えてから、自分を受け入れてみてくださいね。
正義感の強い人は、そうして自分を客観的に見て、自分で自分を癒やして下さい
今日から、新たに気持ちよくスタートが切れそうです。
時間が勿体ないですね。
拝読された皆様
怒りは、必ずしも悪いことではないですよ。
聖人君子には、なれないですから……
ありがとうございました。