ドクターショッピングのお勧め理由 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

今日は、うつ病の辛い時期に通う心療内科、もしくは精神科の選び方を少し簡潔にお話します。






うつ病患者さん達は、基本真面目なので、最初の一箇所に決めれば、そこにずっと通い続ける人達が多いと思います。






しかし、私は、2度目の難治性うつ病になった時


(1度目は小学生時で、当時うつ病と言う病名がなかったので、2度目の診断でうつ病だったことを知る)


に、一箇所の病院に10年くらい通院していました。




命を救われた経緯もあり、そこまで酷くはなかったのですが、一向に怠さが取れず、希死念慮は強く、病院に行くのも、身体が動けないので、正直通院が苦しくて辛かったのです。




通院9年目で、突然医師が変わり、とても横柄な先生に変わりました。




それが、副院長だったとは驚きです。




医師が変わって、2度目の診察の時私は、動くのも辛くて、シングルマザーで家事も出来ないので、ヘルパーさんを雇いたいのですが………と相談すると




その医師は


「年寄りでもあるまいし、ヘルパーなんて必要ない」


と冷たい態度で、跳ね除けたような返答だったのです。





元々威圧感が凄い先生で、こちらが気を遣うような緊張する先生だったので、それを聞いた時は、涙が出そうになったものです。



それを機に、即刻病院を変える決意をしました。



3つ病院を渡り歩いて、やっとここが一番マシかな、と言う心療内科に辿り着きました。




小さなクリニックでしたが、優しそうな医師でした。緊張もせず、診察を何度か受けた時、今までずっと10年間飲み続けて治らなかった抗うつ剤を変えましょうと言われました。




それが、リフレックスでした。





この薬は、当時新薬でしたが、飲み続けると、嘘のように身体が動ける日が増えてくるようになりました。




今まで、10年間通い続けた病院が悪かったわけではないですが、医師との相性、たまたま新薬が出て、変更して下さった心療内科に感謝していました。




それでも、心療内科は、一度の診察にだいたい15分が精一杯で、チリンと言うベルが、もう診察が終わりですよ、の挨拶でした。




そこに約3年通院しましたが、急な引っ越しで、又病院を変えました。




その病院は精神科で、新しく立て直したばかりの綺麗な病院で心地よいのもありましたが、先生が40歳代で穏やかで、とても相性の良い先生でした。





薬は少なくなっていたものの、抗うつ剤は同じものを飲み続けていたのです。




そこの精神科の先生に会うのが、楽しみくらいにまでなっていて、30分は話を聞いて下さり、アドバイスもしてくれました。又うつ病とは関係ない恋愛話も出来る先生でした。




何と、そこの精神科で、相性抜群の先生と出会ってあっという間に寛解、断薬したのでした。



約3年間でした。




私が言いたいのは、心療内科や精神科の医師によっては、治り方が全然違うと言うことなんです。




最初の10年間は、入院設備が良かったので、入院するには適していましたが、新しく副院長になった医師が最悪でしたね。




H先生、今でも嫌な先生の名前は覚えています。笑




私はうつ病発症から、寛解、断薬まで16年間もかかりましたので、是非、相性抜群の医師に出会うまで、ある程度のドクターショッピングはお勧めします。





緊張せず、リラックス出来るホッと安心出来る医師が、います。




自分と合う医師で、出来ればそんなに遠くない病院をお勧め致します。






今日は、固い話で、読みづらかったかも知れませんが、是非、一年通っても緊張する先生は変えると良いと思います。




ドクターショッピングは、良くないと言う医師もいるとは思いますが、16年間闘病した2度目のうつ病の体験者が書いています。笑




先生選びは、重要ですね…えーん




貴方にとって、心地よい診察時間でありますように…






朝陽です。




大分暑くなって来ましたね。





今日も拝読なさって下さり、ありがとうございました。