私に謝罪した友人 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

先日、私と約3年ぶりにある友人と、コンタクトが取れ、メールでやり取りしました。





メールでは、体調や仕事の事を聞かれて色々話が弾んでいたところ





その友人が





突然





あの時はゴメンなー

お前のこと解ってやれなくて……





私と友人が会った時、鬱が再発し始めていた頃でした。



元気のない私を食事に連れて行ってくれたり


カラオケに連れて行ってくれたりしていました。




友人から見ると、元気そうに見えたらしく鬱病のことが理解出来なくて





お前なぁー

そんなに元気なら、コンビニでも働けよー




とキツく言い放ったのです。




鬱病の私だけかも知れませんが、人に会う時は200%のエネルギーを出して、無理に明るく振る舞います。




ですので、食事に行ったりするだけで、帰宅するとグッタリ倒れて、数日寝込んでしまうのです。




せっかく誘ってくれた友人に暗い顔を見せたくないと言う私なりの配慮でした。




勿論、寂しさもあって、少し動ける日もありましたので、嬉しい気持ちもあって、いつも以上に笑顔で元気に見せかけていたのですが、カラオケは好きだったので、楽しく歌いました。




ただ、いつもの体調ではなかったので、多少無理はしていました。




その後、その友人とは疎遠になり、私は孤独で寝込む日々を送ったのです。




しかし、ヘルパーさんに買い物を頼んでいたお陰と、以前の重度の鬱ではなかった為、引きこもっていましたが、部屋では動けました。




骨折したことのない私には、骨折の痛みや、辛さが解らないように、特に見えない心の病等、その友人には、理解出来る訳がありません。




それでも、悲しかったのは言うまでもありません。





真面目に頑張り過ぎて、こうなったのに、怠けていると見られるのが悔しかったのです。





私は、遊びもリハビリの一つだと思っています。





心身が回復してくると、少しづつ意欲が出て来ます。





意欲が出てくると、好きなことを先ずはしたいと思うのは当たり前だと思います。





ただ、真面目なだけに、働かず、こんなに休んで好きなことをして良いのだろうか?と常に罪悪感がつきまとい、こんな自分はダメだな、と又ネガティブに陥るのです。





でも、私は、もっと図々しく今はリハビリ期間だと割り切って良いと思うのです。






徐々にゆっくりと、日常生活に戻す訳ですから、自分の世界に色がつくことは素晴らしいことだと思いますので、胸を張って、休みながら遊んで良いと思うのです。






今まで、生真面目に生きていたのですから、治る道中だと思って良いと思います。





心ない言葉を言う友人は、今の私の努力を改めて見直し、ネットで、鬱病になる人は真面目でがんばり屋だと知ったと言い、謝罪してきました。




皆さんも、もっと自分に優しくしてあげて下さいね。




いつか、きっと理解してくれる人もいるのです。












皆さんは、このお花を見て心が動きますか。




鬱病を克服したら、お花ってこんな綺麗だったのか、と感動すると思います。




そんな日が必ず来ますので、自分を信じて、私を信じて頂けると嬉しいです。




ありがとうございました。