二度のうつ病で生まれ変われる | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

昨年、環境を変えても自分は変わらないと書きましたが、今現在少し変化を感じています。



環境を変えても、直ぐには結果が出ないことに気づきました。




関東に移住して4月で2年が経とうとしています。




関東で、うつ病を再発してから人生には様々な大きな出来事が私に次々と現れるモノだなぁと、しみじみ振り返っていました。




51歳で四国から、頼る人がいない土地(関東)に行くと決めた際は、家族、友人、皆から反対を受けました。




無謀に見えたのでしょうね。
心配や不安そうな周りの雰囲気を感じました。



私が関東に行く理由として、次のような理由がありました。



●自分をより良く変えたい。

●周りの友人との会話がつまらなくなった。

●息子を自立させる為。

●自分を自立させる為。

●うつ病で経験出来なかった悔しい想いがあった為。

●死ぬ前に後悔したくなかった。



これらが強くありました。

しかし周りの友人は、やっと安定した時期に入るのに、わざわざ未知の世界に飛び込む理由が理解できていなかったようです。




関東に好きな男性がいるに違いない、その為に行くのだと思われていたのを、関東に来てから知りました。
正直ショックでしたショックガーン




15歳から関東に行きたいと強く思っていました。

子育てが終わり、最後のチャンスだと思い、いつでも行けるように、断捨離をして段ボールに一人暮らしに必要な最低限のモノを詰め準備していました。




私の部屋は、無意味とも取られる関東に向けての準備していた段ボールの箱で囲まれて寝ていました。



結果、強い意思と思考が現実になりました。



以前、関東に行けるチャンスがあったのですが、母親が入院したり仕事を断られたり、一度は諦めていました。




しかし、その時に行けなかった理由も今となっては理解出来ます。
理由→(うつ病は、寛解していたものの、断薬が出来ておらず、本気で行くという覚悟が足りなかったです。)




今から2年前、チャンスは再び思いがけずやって来ました。




それでも葛藤しました。
様々な理由で悩み、考えました。




私が行くと決めてからは、流れるように事が運びました。




関東に行く一年前に、一人暮らし用の生活必需品を一年間かけて、コツコツ地道に買い揃えていました。




段ボールに詰めていたのですが、必ず関東に行ける保証はどこにもありませんでした。




思考は現実化する

(病気が寛解している、自立出来る状態であることが大前提)



今となっては、その通りになりました。




関東移住してからは、追われるように緊張した日々を駆け抜けていきました。




関東に行った直後は、幸せで笑顔満面です。
しかし裏では、知らず知らずに頑張って走り続けていた私です。



頑張り続ける日々は、心身共に緊張の連続の日々だったようですね。




徐々に眠れない日が増えてゆき、2か月後には、一睡もできず仕事に行くようになりました。



そして、近くの心療内科に駆け込み睡眠薬を処方していただきました。




仕事中に強い睡眠薬の影響がありました。



仕事中に頭がボーッとなり、油断すると直ぐ集中力が途切れる。
仕事は、初めて経験する分野。



いつも全身神経を張り巡らせていないと脳が働かない状態になっていました。




更に、食欲が一気に撃退していき、おにぎり一個から仕事にいけなくなる半月前には、1日栄養ドリンク1本生活となりました。

食欲がまったくない日々でした。




次第に発熱が毎日続くようになり、体重は37㎏にまで落ち、身体を引きずるようにして仕事に行っていました。




毎日、プラセンタを打ち続けながら仕事を続け、自殺未遂を実行するまで何とか頑張らなければ…と言う思いに捕らわれていました。




また、職場で私へのパワハラがありました。



しかしそれは、自分が完璧に仕事ができないせいだと思っていたので、悔しいので朝、晩、仕事の勉強をしていました。

今に見返してやるという意志の方が勝っていました。



パワハラを受けていたことは、誰も知りませんでした。

私一人だけで、影でコッソリ受けていたので、退職後に他のスタッフに打ち明けても信じて貰えませんでした。経営者には相談していましたけれど、改善策はとってくれなかったですね。
(今現在、パワハラスタッフは本性が表に出て、新人を苛めていることが発覚しました。スッキリ!)




とうとう限界を感じる日が来てしまいました。



関東に来て、とある駅で人が行き交う中、涙が溢れて来ました。




パワハラを受けても、涙は流さない私です。




その時は、このままでは死にますよ!と心身が悲鳴をあげていたと思います。




駅のホームから見投げしようと思ったこともあり、かなりうつ病の重度までいっていました。



うつ病は再発しやすい病気だとあらためて思い知りました。



一度目のうつ病を発症した結婚、子育て、内職をしていた当初の生活と同じ思考と行動に戻っていました。




辛い断薬をした後の…うつ病再発でした。


人生終わった・・・・



今まで何度、心の中で呟いた言葉でしょう…



でも生きることは辞めなくて、本当に良かったと思います。



今にしてみると



人生、終わった




と思う時は



人生スタートアップ


タイミングだったような気がします。




うつ病を再発してから……




独りでよく生きた…と思います。





それと、色々な方々に助けて頂けたことに感謝です。




うつ病は、精神が不安定になるだけではなく



「身体が動かなくなる」病気です。





※意外と、うつ病を知らない方は、身体が全く動かなくなると言う現実を知りません。(伝えても困惑されます。)





※動かなくなる身体にムチを打って、知らない土地での家賃の安い物件に引っ越しするのは、容易なことではありません。


荷物📦のまとめ、掃除、役所の転居手続き等をしましたが、本当に不安で溜まりません。



必要以上に不安に思わず、寛解された皆さんも再発したリスクを予測しておいて損はないと思います。




私は、残り1%のエネルギーでやり遂げたことは奇跡で有難いだったと思います。(それでまた消耗するのですが…)



うつ病を再発した後

仕事を辞めた後



何を思って過ごしていたのか、想像を絶することなので思い出したくありませんし、必死過ぎて思い出せないです。




ただ見知らぬ土地で一人
自分が何処にいるかも分からない
道が分からない


『愛が欲しい』

『優しい一言が欲しい』

 『寂しい』

 『この先が不安でたまらない』

と布団の中で繰り返し思っていました。




再発してから約一年後、ある方の恩恵を沢山受け、自分が思っていたより早く寛解しました。(断薬)




薬はサプリメントであり、寛解させるには自分の思考を変える必要があります。
(認知行動療法)



我が儘に

好きなように

我慢せず




好きなことだけをやる期間が必ず必要です。


それが出来てこそ、休息です。



寛解させるには、休息と同時に自分を緩める努力が必要です。




自分を許す作業です。



今現在の私の状態はというと

自分を許せ
自分を愛し
頼れる人にはお願いして

四国にいるときより更に角が削れてまるくなれました。



大きく変わったことは、一度目のうつ病寛解時期以上に、感謝の気持ちが深まったことです。



更に、長年争い続けてきた兄との関係性が良好になりました。




私一人で見知らぬ関東に行くことに大反対している家族の最も強い影響力のある兄でした。



先日の兄からのメールにて



「関東に行って、本当に良かったですね。四国に帰る時は気をつけて帰って来てください」



と記されていました。(涙



やっと元の兄妹に戻った感覚がしました。



うつ病は

試練の連続

無駄な時間

辛い出来事

だと思い勝ちですが、長い目でみると



乗り越えた先には



新しい自分に生まれ変わる自分



があると思っています。



そしてもう一つ大切なこと


あらゆるものに
感謝する
こと



感謝しています とよく口にしているかも知れませんが、感謝を身体で感じる人は多くないと思います。




また、その感謝の気持ちを持続しつづけることはむずかしいと思います。





何でも当たり前に生きている私達に向けて

当たり前のことを
感謝する
ありがとう

その意味を問われている時期かも知れません。





あらゆる一つ一つの出来事を意識して、感謝して生きることは、本当に幸せです。



感謝で満たされると、「ありがとう」の言葉にも魂が込められます。




自分の波動が上がります。アップブーケ1




幸せを感じることの出来ない方は
うつ病に限らず




良い言葉を発しましょう霧虹
なるべくご機嫌で笑顔でいましょうニコニコ
休みましょうバレンタインチョコ




感謝の気持ちに気づける時期、その時がワンランク上に成長出来ている時だと思います。




人間は、人生が終わったというドン底を見た人が成長、感謝出来るのかも知れませんね。








今日も貴重な時間をさいてまで、拝読して下さっている方々に感謝いたします。




ありがとうございます。ニコニコ照れキラキラ


たまにお仕事の告知をさせて戴いております。不快感を与えてしまった方には申し訳あるません。

お仕事の為のblog記事ではないのですが、ごくごくたまに、記載させて戴いております。

ご了承下さい。ショボーンあせる


古い写真の私と父親です。
私の幼少時期の実家です。


とてもお家全体が綺麗でした。キラキラキラキラ


愛を感じる写真です。ブーケ1



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