うつ病はシフトチェンジ!すること | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

久しぶりの投稿です。

皆さん、どうお過ごしでしょうか?


日照時間が、短くなり、何だかよくわからないけれど体調が悪いと言う人も多いのではないでしょうか?


私も、その一人です。


息子の休職に伴い、自分自身のことだけではなく、息子の抑うつ状態や息子のことで、知らず知らず自分がしっかりしないといけないと意識が、「頑張る!」方向に矢印が向いていました。



なので昨日、それを辞めました。



私まで共倒れしたら大変です。


息子は、大分落ち着いてきて、一人知らない土地にもかかわらず、外出するようになりました。少し余裕が出来たようです。


息子が、抑うつ状態になってすぐ会社に連絡し休職させ、帰郷して精神科へ連れて行き、医師が抗うつ剤を出そうとするのを阻止して良かったとつくづく思います。


勿論、早急に薬を飲まないといけない方がいます。そこの見極め方が難しいと思います。



息子の性格、想い、辛さに向き合うことが出来る、薬に対する認識や2度うつ病になった私だからこそ、息子の抑うつ状態を受け入れ、薬無しで少しづつ回復していると、私は思います。



ここでも又、うつ病になって良かった、と思いました。


先日Twitterで、うつ病になって良かったと言っている人に対する反発される投稿を見つけました。



誰か様→「ふざけんじゃねぇ~!!」



解ります。


この気持ちは、よく理解出来ます。




私は、約合計17年間、うつ病に苦しめられました。何度も自殺未遂をし、生きている意味が分からず、うつ病を恨みました。




正しく生きてきたのに、何故、地獄のような苦しみを味合わなければいけないのか?と…



でもですね、、、




厳しいことを言いますが、うつ病になって後悔して、恨んで、どうなりますか?




誰かを恨み、自分を責め、うつ病を嘆いて、良くなりますでしょうか?





私は、うつ病は自分をコントロール出来ない病で、死に至る恐ろしい病気だと痛いほど認識しております。




うつ病を13年間、嫌い憎み続けていました。




しかも、うつ病が再発しました。




折角、苦しく辛い断薬を成功させたのに、又再び抗うつ剤を飲むようになった時は、本当に人生終わった…と思いました。




「人生終わった」




この言葉は、何百回思ったことか分かりません。笑




私は、今現在もうつ病になって良かったと思います。うつ病になるべくしてなったと思います。




うつ病に2度発症して、嫌と言うほど自分と向き合い、自分の人生をシフトチェンジしたと思っています。




うつ病が教えてくれたこと。



小さな幸せに気づくこと。
生きていることに感謝出来たこと。
自分と向き合えたこと。
自分を許せたこと。
他人を許せたこと。
心の病や身体の不自由な人の痛みが分かること。
自分を変えることが出来たこと。
新しい自分の歩む道に方向性を示したこと。



等、沢山の気づきを与えて頂けました。



そして、息子が抑うつ状態になった時には、早急に対応できました。毎日ゲームをしていても、何も言わず見守れたこと等、全てに感謝しています。



私は、人生に無駄な体験はない!と思っています。



全て、意味のある自分にとって必要な体験だと思います。




うつ病になったからこそ、息子が自分を否定する言葉を、そうじゃないと肯定しました。ネガティブな言葉を出す度に幸せな言葉に変えました。



生きているだけで、本当に素晴らしいことです。




今、暗闇でもがき続けている方に、絶対に自分を諦めず、少しだけ上を向ける時が来たら、顔を上げて頂きたいと思います。




うつ病になって良かったなんて、偽善者のように軽く言わないでよ、と言う気持ちは本当に理解出来ます。



本当の意味で寛解されると、きっと貴方もうつ病になった理由が解る日が来ると思います。




自分の生まれ持った性格を、是非プラスに生かして、楽に生きられる術を見つけていきましょう!おねがい





ありがとうございました。キラキラ虹コーヒー