身体がだるいようで、少し一緒に午前中に外出したら、帰宅後直ぐベッドに直行で休んでいました。
セロトニンを活性化させる為に、なるべく朝は、息子の部屋のカーテンを全開させます。
しかし、絶不調の時は、朝の散歩や、勝手にカーテンを全開させることは、息子にとってストレスがかかることなので、一声かけてから行うようにしています。
先日、精神科に息子を連れて行きました。
幾つか、受診をお断りさせられたのですが、最後に行き着いた精神科が、本当に良い病院でした。
数件の病院に、お電話させて頂いた中で、こちらは困っている患者側なのに、余裕がない対応の仕方や、怒っているような対応の仕方、新たに提案してくれない心療内科、精神科がありました。
そう言った病院には、行かない方が良いと判断しました。
中には信じられない対応をするクリニックがありました。
人間は、余裕がない時や、感情的に不機嫌な時に出る態度は誰でもあります。
しかし、医療に携わっている身でありながら、キツイ口調で横暴なモノの言い方をする方に違和感を覚えた私です。
私は以前、医療関係で働いていましたが、弱って来ている患者さんに対して、患者さん目線で電話対応や接客を自然としていましたので、そう言う意味で、その方の心の在り方や、人間性が凄く出ると思います。
とても残念な病院と当たりましたが、断られて大正解でした。
結果、ある大きな精神科から紹介されたクリニックに行きましたが、院内の入り口扉は、スモークされていましたし、院内の窓ガラスは、吹き抜けになっているような高い天井の周りに幾つかの小窓があり、優しい柔らかな照明で明るい内装でした。
窓ガラスが天井の周りにあるので、低い場所には窓ガラスがないので、完全プライバシーが守られています。
カウンセラーの方や先生は、本当に素晴らしい方々で、私まで緊張とは無縁の癒しそのもので、安心して眠くなったほどです。笑
先生は、明るく優しい男性医師でした。
熱心に話を聞いて下さいまして、パワー溢れる方でした。笑顔も素敵でした。
又どんな質問にも、笑顔で応えて頂き、とにかくクリニックとは思えないくらい、話す時間をタップリ取って下さいました。
抗うつ剤の断薬が辛かったこともあり、薬は出さないで欲しいとお願いしました。
先生は、薬の離脱症状は人其々症状が違うし、慎重に減薬すると大丈夫だと言われました。そして、男性と女性でも離脱症状は違うし、男性の方が軽いとお聞きしました。
そして、先日は薬無しで帰宅したのですが、息子がたまにイライラしていました。身体もだるそうです。
そうして、ストレスから嘔吐しました。
以前も、責任ある仕事が原因で嘔吐したことがあります。
医師からのアドバイスを3つ提案されました。
①一人にしない。
②入院する。
③私と一緒に、私の居住地、関東で休養する。(転地療法)
を提案をされました。
私は③を直ぐ選んでいました。
転地療法と言って、場所を変えることで、ストレスである職場から離れることで十分な休息を得られることと、気分が変わるそうです。
昨日、嘔吐したことにより、ここに居てはいけないと思い、直ぐ飛行機のチケットを予約、手配しました。
もう少し、高知でゆっくり休養しようと思っていたので、予想外の展開でしたが、土地を変えることで、誰も息子を知らないというストレスのない土地で、私と暮らすことが最敵だと思いました。
うつ状態の時は、職場に『行かなければいけない』『休んで申し訳ない』等の罪悪感と責任感と、知人に見られている恐怖感が存在しています。
誰かに見られているという錯覚を起こしたりして、余計なストレスがかかり、休養が休養じゃ無くなることもあります。
「転地療法」
私は、悪化するのでは?と今まで思っていましたが、職場と言うストレスから遠くに行くことは、場合に寄って、とても良い治療法ではないかと思います。
そして
何より、家族の押し付けないサポート。
見守る姿勢は、とても大切ですね。
本人に選択するのが難しければ、親より信頼出来る医師や、専門家に頼りましょう。
そちらの方が、うつ状態の当人は納得します。
最後に先生が
『仕事は、○○君が休んでも誰かがやってくれるので、大丈夫ですよ。』
優しい笑顔と口調に、息子も思わず微笑みました。
やはり、医師の人間性と熱心に向き合ってくれながら、必要な言葉を優しく言って下さる医師が一番良いと改めて痛感しました。
みどりクリニックの皆様、本当にありがとうございました。![赤薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/197.png)
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