まさか、息子がうつ?!! | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

実は、私の息子がうつ状態になり、急遽、飛行機で帰省することになりました。


息子の性格は、のんびり屋で楽天家。


うつ病になる要素と言えば、軽い発達障害から何らかの不便さを感じるか、仕事の過労です。


今回の場合、まだ原因は確定していませんが、ブラック企業で5年間勤務して、一度も長期休暇(夏・冬)を取れていない事と、熱が出ても仕事に行かなくてはいけない、という真面目な性格が自分を縛りつけているところから、うつ状態に陥ったのではないかと思います。



私も断薬後で、大事な時期ですが、うつ病の壮絶な苦しみを知っているので、直ぐ会社に連絡し、事情を説明し、休職させて貰うようにお願いしました。



とにかく、会社に行かなければいけないのだけど、死ぬほど辛い、と言う時は、身体や心が疲弊しきっており、思考が混乱状態に陥っています。



そのような状態にいち早く気付いたら…


直ぐ、ストレスとなっている会社から息子を離し、手遅れになる前に休息を取ることが、一番大切です。



予想外の展開でしたが、私も運良く会社に属していない状況でしたので、幸いでした。



薬より、如何に息子を楽に楽に休息出来るように、


貴方は価値ある愛する大切な人間だと言う言葉をかけ続けています。



食料を昨日は送りました。


昨日までの息子は、「うーうー」と言葉にならない声しか出せませんでしたが、今日は「お母さん」と言葉が出てきて、安心しています。



人間は、知らず知らずに、自分を縛りつけ、自分の責任だと思い込み、自分の心の中で誰にも言えず闘っています。


周りは、「この人だけはうつ病にならない」と、決めつけないで欲しいです。




少しの変化を見逃さない為に、身内の方々は特に、子どもとの会話の中でのコミュニケーションを密にし、子どもの性格や環境を見ていて頂きたいと思いました。



うつ病は、誰でもなり得ることだけは、真剣に考えていて頂きたいと切に願います。


そして、

気付けること

早めの対処をすること

相手に寄り添うこと

逃げて良いこと

生きているだけで、価値ある人だと伝えること


最低、これだけはお願い致します。


表面上だけで、決めつけず、是非皆さんもお子さんや周りの親しい方にコミュニケーションを積極的に取るように心がけて下さい。


よく聞く言葉で


「最近、特に変わったことはなかったから原因が分からない」と言う親御さんが多いですが、想像力欠如されていることや、真剣に相手と向き合っているかを是非、今一度、考えて見てください。


暴力
引きこもり
家出
ドラッグ


精神疾患と断定されていない子どもさん達にも同じことが言えると思います。




どうか、否定だけはせず、余裕を持って穏やかに傾聴してあげることが大切だと思います。