②精神障害者施設~実践編見学 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

前回は、一般就労に向けて行く障害者施設(東京・三鷹)を見学したお話をしました。


今日は、実際に私が通所した四国のK県の障害者施設の体験をお話したいと思います。


私は、パソコンでブラインドタッチがやっと半年かけて出来るようになったものの、タイピングが遅く、パソコンのノウハウ等、まだまだ分からなかったので、パソコンをメインで教えて頂ける施設にポイントを当てました。



そうして、2つの施設を勧められ、一つ目から、電話して見学しました。
私は、難治性うつ病で13年間動けず、社会は愚か、外にも出ていなかったので、社会人の方に会うのが、とても恐く、友人に付き添って頂きました。



一つ目の施設。
パソコンをメインでやっている施設に予約して、友人と見学に行きました。



友人と、ナビを見ながら辿り着いた場所が、シャッターを閉めているお店の前でした。


友人と、「え?!…ここ?!!!…」びっくり



と、びっくりするくらい、そう言う施設が見当たらない場所でした。



電話で問い合わせると、場所は合っていたようで、指定の場所に車を止めて、笑顔で優しい60歳代の女性の方に出迎えて下さり、その方の後ろをついて行くと、シャッターを閉めていたお店の横を通り、小さなアパートが後ろにありました。
その狭い、少し錆びた柵が片側にある一段、一段、隙間がある階段を、恐る恐る、カンカンと音を立てながら、3階まで上がって行ったのです。


普通の一人暮らし用のアパートの一室でした。





恐る恐る入室すると、狭いダイニングキッチンがあって、そこに小さなテーブルが置いてありました。
そこで、二人の女性に、活動内容の説明を聞きました。



お茶まで出して頂きました。
親切な方々でした。




そこでは、ほぼ、午前中は毎日パソコンをしながら、午後からは、作業に外部で、マンションや公共施設の掃除をしたり、物品販売をすると聞きました。






右足に障害を持ちながら、動きまわるのは、正直、苦痛で、引きこもっていた私は販売をすることに恐怖を感じ、躊躇している時に、「隣の部屋を見ますか?」と言われました快く返事をしたものの、引き戸になっている扉を開けた瞬間、絶句したのです!ガーンガーン




6畳くらいの部屋でしょうか?
PCデスクが前後合わせるように、4台づつ、机をピッタリくっ付けられ、その上にパソコンを置いていました。



更に大きな体型の男性が多い中に、女性一人が挟まれて座っており、一心不乱にパソコンのタイピングをしていたのです。(隣の人の肩が当たりそうびっくり)



歩くスペースがないくらい、強烈な圧迫感でした。ショボーンガーンアセアセ





閉所恐怖症の私には、見た瞬間、無理だと判断して、後日問い合わせをして、お断りしました。



もう一つは、私一人で見学に行きました。



そこは、前回の施設とは大違いで、広い敷地にある3階建てのゆったりしたスペースです。
1階は自動扉で入る割りと綺麗な建物でした。




15台程の机上にパソコンを置き、入り口付近に、パソコンを教える無口な40歳代くらいの指導者の机上には、パソコンが2台ありました。
(それは、後に、全員の文章のタイピングの文字を、オンラインで見られる状態だったそうです。)


1階に白いボードがあり、トイレも広くとても綺麗な、ウォシュレット式でした。



更に洗面台の小部屋があり、掃除道具置き場がありました。


外に喫煙する場所がありました。



2階は、広いフロアーにいくつもの机と椅子がありました。
白い書き込みボードがおかれ、目隠し用の仕切りがあり‥(多分来客用と休憩室)
その場所には、ソファーと大きめの机と椅子がありました。



その2階部屋には、施設長さんと、アシスタントの女性が座る机上パソコンが二台ありました。



TVもあります。
ホワイトボードがあり、トイレがありました。(2階のトイレは狭く、古いトイレです。)



3階は、事務所です。


とにかく、二件目の障害者施設は綺麗で広かったです。



私は、多少静か過ぎる無機質に感じるこの施設に、通所してみようと心の中で思いました。



疲れたので、体験は、次回書きます。



アイス、食べたい。


おやすみなさい。