一般就労に向けた精神障害者施設① | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。




精神障害者施設は、一般就労に向けて、活動出来るように、日々の生活習慣を正し、様々な講習等を行っている施設です。




私は、一度目のうつ病寛解する前に、2ヶ月程、通所した経験があります。




一般就労に向けて準備する場所といったものですね。



私が通っていた所は、四国です。



1度目のうつ病の断薬、寛解する以前、、、そうですね、寛解する約4年前の頃のお話です。



当時、大分うつ病が良くなりつつあり、多少動けて、疲れが来て休む、と言う今くらいの段階だったと思います。




関東に進出する事をボンヤリ頭に描きながら、まだ、抗うつ剤を2錠以上は飲んでいたと思います。



動かなきゃ!と焦っていた頃、よくハローワークに通っていた時期です。
(うつ病が、ある程度良い状態になると、動ける為、働いていない罪悪感が湧いて来ますが、焦らないでくださいね!)




ハローワークの精神障害者の就労斡旋窓口があり、そこで精神障害者の就労の相談を受けていました。相談は予約して、個別で、一つの個室で受けられます。
(自治体により違うことがあります。)





そこの相談室で、沢山相談させて頂いた記憶があります。




関東に行く方法を考えて下さったり、様々な生活する上でのアドバイスを頂きました。




簡単にまとめます。

  ①東京の一般就労に向けての精神障害者施設。(見学。)

  ②四国の一般就労に向けての精神障害者施設。(見学。体験。)




この二つをまず、訪問、見学しました。




東京方面の施設は、相談した方が、少し前まで働いていた職場だったので、見学させて頂けるように、手配して頂きました。



東京は、三鷹にありました。
(三鷹だけではなく、無数にこういった施設があります。ハローワークの精神障害者雇用窓口で聞いて下さい。)



三鷹に行くのは、初めてで、ドキドキワクワクでした。



三鷹駅近くに、施設があるので、その近くのホテルを予約し、行きました。


名前は忘れました。えーんショボーン



そこの施設長さんは、まだ若くて、可愛い女性でした。そして、しっかりした人でした。



キャリーケースを持ってやって来た私を、笑顔で歓迎して下さいました。



そうして、一通りの1日の流れ、活動や、一般就労に向けての行事、過程、等を丁寧に教えて下さりました。




三鷹の施設は、曜日に寄って活動内容が変わります。




私が行った日は、午前中は、意外と自由で、各々自分の好きなように動き、お喋りしていたように思います。




1フロアーには、カーペットが敷き詰められ、ソファー、TV、PC等が固定位置に置かれ、
机、椅子がランダムに置いてあり、家庭的で居心地が良い雰囲気でした。
(外観、内装は古く複雑な作り。都会なので賃量が高いそうです。)



遅れて来る人も居たりして、緩い雰囲気が、私には良かったように思います。



ただし、規則があり、電話対応、掃除、故障したモノを直す手配、調理、等、全て自主的にやると言うことが決められていました。



午前中、見学していると、ソファーで横になっている人、動いている人、お喋りしている人達等、自由に活動していましたが、電話等の対応している方は決まって、テキパキ動く男性(30歳代後半くらい)ただ一人でした。




凄く真面目で、機敏に動く方だなぁと思いました。
後、30歳代、40歳代、女性二人は、その男性の動きに従うようにやっていました。少し気力がないように見えました。



その日は、十数人居たと思います。



その日のお昼は、予め決められていた女性二人が買い物をし、調理していました。



私は500円出して、一緒にお昼ご飯を頂きました。
お味噌汁付きの質素で薄味でしたが、健康的で美味しかったです。爆笑


少しご飯の量が多すぎて、最初にこんなにも食べれないことを施設長さんに伝え、
施設長さんが、「ご飯要る人~?!」と大声で呼びかけると、男性三人が、「ハイ!ハイ!」と手を上げてくれて、嬉しかったことを覚えています。




午後、昼食後、喫煙室に入った所、テキパキ動く男性と40歳代くらいの女性一人が居ました。





私が四国から来た事を告げると驚いていましたね。びっくり



テキパキ動いていたリーダー的男性に話を聞くと、東小金井?(間違ってたらごめんなさい。)の駅から、徒歩15分の割りと綺麗なワンルームマンションに一人暮らしで、生活保護を受けながら住んでいると言っていました。




喫煙室では、唯一ホッと息抜きが出来る場所なのか、その喫煙室では、力が抜けて、疲れている様にも見えました。




午後から、その30歳代後半の男性が、白いボードの前に立ち、何かを討論していましたが、それを聞いているのは、私を含め女性三人だけ。女性二人はメモを取っていました。




お昼、あれだけいた人達は、早退したのか、あっという間に人数が減っていました。
驚いたのが60歳を超えているであろうお爺さんらしきご老人に見える方も居て、その方は具合が悪いと、来た早々、帰っている姿を見掛けました。



様々な精神疾患をお持ちの方々がいらっしゃる事と思います。



一般就労の面談日。
複数ある一般就労の探索日。


これらの日程がある紙面がありました。


交流のイベントとして、「よさこい踊り」
があったり、そこの事業所さんの施設長さんの提案があり、決められているのが解りました。



私は、手紙を封筒に入れる作業を少しお手伝いして来ました。ウインク




とても良い体験見学だったので、是非、皆さんも、自分に見合って、無理のない施設を選ぶことが重要だと思います。



私は、三鷹の事業所が、とても気に入りました。照れ



都会は、人工が多い為、精神障害者も自ずと多く、三鷹の施設に通所するには、申し込みをして、しばらく待たなければいけないと言われました。





長くなりましたので、次回、四国のK県の実際、私が通所した支援施設の内容を書きたいと思います。




のんびり、お薬の力も借りて、好きなことに目を向けて、今日を過ごしましょう!


人目を気にせず…。


したいこと、出来る事だけ…。


楽しい自分にして下さい。



働かないのではなく、働けない、と思って下さい。





罪悪感は要りませんよ。ニコニコニコニコ