うつ病でも段階がある。うつ病の方への接し方。重症編 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

うつ病には、段階があることを知っていますか?

 

 

 

来る日も来る日も布団で寝ているだけで、誰にも会えず、どんどんネガティブな思考に落ち続けている人。

 

 

一体いつになったら、この生活をこの嫌な気分から抜け出せるんだろう?

 

 

毎日、布団の中で身動きが取れない自分と向き合わなければいけないので、ネガティブになって当たり前なんです。

 

 

その上、時折襲い掛かるうつの大きな波がやってきて、生きるだけでもコントロールが出来なくなります

 

 

 

目に見えないだけで、うつ病患者さんにとって地獄の底のまだ底があるように落ち続ける気分、、、、エネルギーが0の状態にも拘らず、もがき苦しみながら必死で生と死の間で闘っているのです。

 

 

 

更に、抗うつ剤を服用していても、食欲不振に陥り、身だしなみも心もボロボロの状態は、最も重度な時には死ぬ意欲ありません。ただし素人判段はとても危険です。こまめに医師に状態を聞いてくださいね。

 

 

 

本当に、意欲がなく、人にも会いたくない、会えない、会うのが怖い、といった状態が、ずっと永遠かと思えるほど続きます。

 

 

 

いつになったら、動けるようになる日がくるのだろうか。

もう幸せを感じたり、元に戻ることはないんじゃないか。

私は、何の役にも立っていない息をしているだけのダメ人間。

周りの健常者と比べ、なんて愚かで最低な自分だろう。

母親として、又は父親としてどうなの?

 

等々、の思いが常にグルグル回っています。

 

 

 

 

そして、部屋は散乱し、ゴミさえも捨てる意欲がなく、日増しに汚くなっている部屋と、お風呂にも入れない自分をリンクさせ、汚いと解ってて何もできない自分を責めています

 

 

 

 

私の場合、うつ病と神経症がセットになっていたので、部屋が散らかることは、死ぬより恥ずかしいこと、いけないこと、と捉えていたので、部屋はそんなに汚くはなかったですけど、1ミリもエネルギーがないにも関わらず、ほんの少し動けそうだなと思ったら整理はしていたので、

部屋は、割と綺麗でしたが、無理してやっていたのでうつ病が悪化し、寛解が遅れた原因かも知れません。(シングルマザーのうつ病は辛かったです。)

 

 

 

重度のうつ病の方へ(又はその周りに居る方々へ)

 

 

独りで、寂しく悲しみや憎しみで一杯でしょう。

 

何も出来ず、助けて欲しいと心で叫び、それが出来ない苦しみと、ただ生きていることに罪悪感を持っていることでしょう。


家族に理解されず、誰にも理解されないことが一番辛いでしょう。

更に、生きるコントロールが出来ない辛さがありますね。

 

 

 

痛いほど、解ります。

 

 

 

しかし、私はそれを乗り越えて動いて外出が出来、友達と会うことが出来ています。笑うことが出来ています。季節の匂いや美しい情景を心の底から味わうことが出来ています。

 

 

現に、PC等、48歳になるまで触ったことがなかった私が、画面を見て、ゆっくりですがブラインドタッチで文字を打っています。

 

 

 

重度のうつ病時には、1ミリも考えもしなかったことです。

今、寝ている日々は決して無駄ではありません。

 

 

 

 

私は、少し定期的に動ける時期でも数日間は布団の中、そして1日動ける時でも、数日間寝込むといった回復時期でありながら、うつ病を受け入れていなかったように思います。

 

ほぼ寝込んでいた13年間は経験値0だったので、無駄な年月だったと思っていました。

 

 

 

しかし、人生、無駄なことは一つもありません

 

 

 

私は相当頑固だったので、自分の習慣や思考や癖を認め、許し、変えると解らせる為に必要だった休息期間だったと思います。(シングルマザーだったことも寛解が遅れた原因だったのではないかと推測しています。)知認の歪みが原因

 

 

 

今まで、真面目に走り続けた方々だと思います。

 

 

 

なので、重度のうつ病、中度軽度、でも、私は今は身体と心を十分休ませているんだ。うつ病と言う病気になっちゃったから休んでいいんだ、と思って当たり前に良いのです

 

 

 

私は、ずっとうつ病に関して、一人でも多くの方々の生きるヒントになればいいなと思い書いています。

 

 

体調の悪化などで、書けない日が多く、途中blogが書けなくなった時があり、アカウントが分からなくなり、途中から又アメブロで書かせていただいております。

 

 

 

うつ病患者さんが身近にいる方へ少しでも理解できるように書いています。

 

 

重度の方は、テレビは愚か、文章など読める意欲やエネルギーがないと思いますが、うつ病を身近に居る、ご家族、ご親戚、ご友人、等の方に是非とも、寝ているだにしか見えない、変わり映えのないうつ病患者さんを温かく見守って頂けたら嬉しく思います。

 

 

 

寝ていながらも、精神的にとても大きな苦痛を抱えています

 

 

 

 

インフルエンザにかかった患者さん、又は複雑骨折して動けない患者さんが長期に渡って長引いていると思ってください。

 

食料や飲み物を持って行く洗濯してあげる又は畳むゴミ出しをしてあげる、等、さりげなく一言聞き、何か不便であることをしてあげてください。

 

日によっては、誰とも顔を合わせたくない日があります。話せない日が多いです。(声に出せない程辛い時は、布団を被っています。そう言う時は、食料を置いて、一旦その場を離れる事が良いように思います。)

 

 

 

ひと声かけて反応がなくても、それ以上声はかけず、とにかくうつ病患者さんが生きていけるように補助してあげていただきたく思います。

 

 

 

 

自殺する危険性が隠れていることを必ず胸に留めておいて、なるべく、辛いね、と寄り添い傾聴してあげてください。

 

 

 

無理は禁物です。

 

 

 

軽度の寛解途中の私でさえ、1回動くと凄くだるさが襲ってきたり、寝込んでしまうことが多いです。

 

 

 

完璧主義者が多いので、無理しなくていいよ、今は休む時期ですよ。

 

 

 

何故なら、うつ病と言う病気で、を飲んでいるのですからね。

 

 

希望を持って軽く生きていきましょうね。