身体からの信号 | うつ病 闘病記

うつ病 闘病記

34歳でうつ病を発症し、壮絶なシングルマザー年月を経て、うつ病を繰り返しています。その中で、うつ病の体験を元にうつから解放される為に何かに気付いたり、生きる糧になればと願っております。

今日は、昨日からずっと気になって仕方ない事がありました。



体験していない事は、なかなか想像が出来ません。



人は、其々、ストレスと言う器が違います。大きいコップの大きさの人も居れば、小さなコップの大きさの人もいます。



生まれながら持っている性格は、なかなか変えられないですし、凄く敏感な…繊細な人は、受ける衝撃も大きく、ストレスを受けるコップの大きさも小さく、強い水がを注ぎ続けていれば、コップは倒れてしまいます。




でも、コップをもう1つ増やす事は出来ますね。水を注ぐ力を弱くゆっくり注ぐ事も出来ます。




私がいくら、その人の不思議さを考えても、その人の全てを知らないから分からなくても当たり前なんです。




心理学をきちんと学んでいたり、沢山小説を読み、こう言う背景があって、こう言う人なんだ、と認識したり、知識を学んでも、所詮、全ては理解出来ないのです。




だったら、別に考えなくていいかな、と思います。




個々の表面上の対応や、顔色だけで決めつけず、きっとこの人は、経験が不足しているんだろう、この人の背景には悲しい物語りがあるんだろう、と思います。




今日の私は、そんな気になる事を引きずりながら、数日からの熱で休まなきゃ、と思いつつ、休息の仕方が下手なので、フランス革命の本を読みながら、いつの間にか、ほとんど寝ていました。



少し鬱っぽい
意欲がないのに、勝手に身体を動かしてしまう習慣をどうにか、薬なしで、ダラダラ休めないのだろうか、と思いながら、ソファーで横になっても、人形のようになった気分で、ちっとも楽じゃない。



以前、記述したかどうか、忘れましたが、厳格な家庭で育った私は、休む〓布団に入ること、だと位置づけていました。



未だに、休むってどういう事なんだろう?


40数年間TVを寝ながら見た事もない私は、必死でゴロゴロする練習をしました。



休息と言う概念は、睡眠しかなかった私は、熱が37.6℃あっても、ずっと部屋の片付けを1日中しているのです。(今、整理収納アドバイザーの実践をしているせいもありますが…)




熱は、身体がもう限界だと言っているのを守ろうとしてくれているのです。




ストレス性高体温症状と言うのだそうですが、皆さんも、自分の習慣や思い癖を少し意識して、身体からの声に気づきましょう!




正直、だるくて外にも出たくなかったのですが、夕飯を外食して、違う空気を吸って、すっかりご機嫌になりました。




一喜一憂して、自己憐敏に走らず、滞っている空気を変える為に、外の空気を吸うのも大事ですし、人と交流して、笑ったり、表現したり、時には、今日1日、寝ると決めて、徹底的にサボる日にしたり、どうでもいい日を意識的に作って下さいね。




うつ病の再発は、以前のうつ病の記憶が戻り、恐怖でもありますが、前程悪くはならないと信じています。




再発で、悲しくも亡くなられた方がいましたが、その方は、寛解した本を執筆、出版され、旅館を経営していたからだと思います。




うつ病は、1度寛解した時、すっかり元気になっているので、うつ病の症状全て忘れてしまいます。




なので、解ったつもりでいても、環境やプライド等が出てしまい、身体からの警告を無視して、倒れてしまいます。




ON、OFF、を意識しながら、身体に力が入っていないか、痛み、熱、不安感、等、受け入れて、素直に休息しましょう


ストレスを受けるコップは、一人一人大きさが違うので、小さなコップを増やして分散させたり、コップに入れる水の流れをゆっくりしたり、止めたりしましょう!



それでは、おやすみなさい。