1年ぶりの血液検査で
呼吸状態が改善していました
問題だったPco2 の検査値が
43.8mmHg(正常値35〜45)で、
気管切開の必要なし
「気管切開」を勧められたことは2回
【1回目・2013年】
14歳、胃瘻手術&筋緊張で入院中
ジストニアに使われる事の多い、
セルシン等の薬で呼吸抑制を起こす。
脳の神経を鎮めて眠りを誘う、
ダイアップ等でも呼吸抑制が起こり。
血中酸素濃度70台、息が吸えない
「気管切開をして
気道確保しなければ、
この先、何の治療も出来ません」
と言われてしまい
それでも気管切開を選ばなかったのは
ハルの中学部には医療ケアルームが
なかったから
胃ろうだけなら私の付き添いで
登校しても良いけれど、
気管切開もとなると「訪問学級」か
ケアルームのある学校への「転校」を
言われちゃったもんだから
(補足・あくまで制度の問題で、
先生たちはいろいろ動いてくれて)
「今の学校で、高等部を卒業する」
ハルも家族の希望も同じだったから。
母そらく
「家に帰って、
家族会議をして来ます!」
と言って退院し、
そのまま病院には戻らなかったぁ。
(そんなこともあったねー(*´ー`*)
退院から半年後、
ハルの学校に医療ケアルームが新設、
【2回目・2018年】
昨年、筋緊張悪化で入院中に、
血液検査で
呼吸障害(上気道閉塞症状)が判明。
血中の二酸化炭素の値が上がり、
息が吐けていない状態
『呼吸障害は筋緊張増悪時にも
みられますが、
鎮静薬が効き過ぎた場合にも
みられます。
このため、
筋緊張をとるための薬剤を
充分投与しにくい状態があります』
自然に治ることはないし、
改善には「気管切開」と説明されて。
(主治医ではない医師)
「数年以内に、
呼吸が止まることもある」
なんて言われてドキドキ
気管切開をした上で、
ジストニアの手術を受ける?とか、
もっと強い薬を使ってみる?とか。
それでも、
気管切開に踏み切らなかったのは、
首が反ったり捻れたりする痙性斜頸と
喉の気管切開が共存出来るかの判断が
出来なかった事と、
そんな体力は無いよーーな感じで。
気管切開をしても、
ジストニアの症状改善は未知の世界。
「退院します♪」
【ブログに書いて来たのは】
治療薬も、
痛み止めさえ無い状況でも、
小さな幸せを見つける暮らし
(努力目標)
を送るハルの様子だったのですが。
母そらく
「あれっ?
薬、試せるようになるのかな?」
数値が正常になったから、
すぐに新しい薬が試せるわけでは
無いけれど・・・
それは分かっちゃいるけれど・・・
何故か
改善しちゃった不思議なハル
たまに
こんなサプライズがあるから、
また明日も頑張ろう♪そう思えます。
ハルも私も
【補足】語るほど詳しくない私
【追記】
今回の検査は、
呼吸の苦しそうなハルの、
気管切開検討のための検査を
私がお願いしたもので。
「苦しそうでも、数値は大丈夫♪」
苦しいは苦しい。
けど、数値は大丈夫。
そこは分けて考えます