糖質制限のやってはいけないこと | ~糖尿病なんかに負けない~ 糖質制限で変わる

~糖尿病なんかに負けない~ 糖質制限で変わる

私は糖尿病です。賛否はありますが、糖質制限で私は合併症と戦います。
また、糖質制限食の紹介もしていきます。
成人男性の肥満率全国第2位の宮崎から発信。
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こんにちは✨😃❗

どら吉@です🎶(^0_0^)

糖質制限は本当に痩せる?
私、なかなかみんなみたいに
痩せんちゃけど(宮崎弁❗)

良く聞く話です。

そこで今回は、
“糖質制限ダイエットに失敗する
3つのパターン” 
を紹介します。

■1. カロリー制限はやって
はいけない

糖質制限は、エネルギー摂取制限では
ありません。これが何よりも重要な事
実です。
制限するのは糖質だけで、体内に取り
入れるエネルギーの量は減らさなくて
大丈夫です。

というよりむしろ
減らしてはいけません

もちろん、もともと1日5食も食べてい
たり、間食が非常に多かったり、極端
に食べ過ぎているケースであれば、適正
な食事量に落ち着けることも大切です。

が、そうではないなら、食事量を減らさ
ずとも、着実に体重が落ちていきます
(落ちない方は、間食を疑ってください)

なぜ摂取エネルギーを減らさなくても痩
せるのかというと、全身の代謝が大幅に
改善するからです。

古い栄養学では、体重を減らすためには、
たとえば「体重●kgの成人男性なら1600
kcal / 日以内に抑えないといけない」な
どと目安が存在しますが、これは炭水化物
を主食として摂取している場合が想定され
ています。

つまり、インスリンの食事ごとの大量
加分泌によって、体がエネルギー蓄積
モードになっており、糖新生もほとん
ど働かない状態であるからこその、カ
ロリー制限なのです。

糖質さえ制限すれば、代謝を抑制してし
まうインスリンの追加分泌が減り、糖新生(これも代謝の一種)が活発に行われ
るようになるため、通常の量の食事をし
ていても肥満になることはありません。

代謝が大幅に改善するのにもかかわらず、
摂取エネルギーまで制限してしまったら、
言うまでもなくエネルギー不足、あるいは
栄養失調状態になります。

大多数の
“摂取エネルギー制限ダイエット” 
と同じように、疲れやすくなったり、体
のあちこちの調子が悪くなったり、と様
々な問題が発生する可能性が出てきます。

■2. 野菜中心食はやっては
いけない

食べる量を維持すればいいからと言って、
野菜ばかりを食べるのも、大きな問題があ
ります。

糖質の栄養素としての役割は、脳の活動
エネルギーとなるブドウ糖を供給するこ
とです。

糖質の摂取を減らせば、ブドウ糖の外部
からの供給が減ることになります。

これは、野菜ではほとんど補えません。
たとえば茶碗一杯のご飯分の糖質(50~60g)をトマトやキャベツに換算したら、
1~2kgに相当します。

足りない分のブドウ糖は、体内で糖新生によって作り出します。

脂質をエネルギー源に、タンパク質から合
成するのです。

つまり、糖質の摂取を減、せば、
タンパク質や脂質が今までより
も多く必要となります。

にもかかわらず、タンパク質や脂質の摂取
量まで減らせば、どうなってしまうか。

ブドウ糖の供給が充分にできずに低血糖に
なり、倦怠感に見舞われたり、疲れやすくなったりと、様々な問題が発生する可能性
が出てきます。

必要なものを摂取していないのだから、当
然ですよね。

野菜は、腸の調子を維持する目的で、食物
繊維を確保するために食べるのが正解だと
思われます。

ダイエットという意識があると、肉や、脂
っこいものを無意識に避けてしまう方も少
なくないと思います。

が、糖質制限をするのなら、肉や脂っこい
ものを避ける必要はありません。
むしろ、
糖質を減らした分を補う意識で、積極的
に食べてください。

■3. 急激かつ極端な糖質制限はやってはいけない

説明してきたとおり、糖質制限をすると、
全身の代謝が大幅に改善します。

言ってみれば、炭水化物を主食にしていた
長い間、ずっと脇役だった機能が、主役と
して働く結果になります。

たとえば、寒冷な欧州でプレーするサッカ
ー選手が、急に蒸し暑い外国で試合をしよ
うとしても、体がうまく動いてくれないよ
うに、人間の体は環境の変化に順応するま
でに、多少の時間がかかります。

糖質制限も似たところがあり、ブドウ糖の
供給を(睡眠中以外の)ほとんどすべて外
部に頼っていたところで、急に糖質が一切入ってこなくなれば、糖新生が思うように
働いてくれない可能性があります。

日常生活では問題なくても、疲れがたまっ
たときや、電車に乗り遅れそうだと急に走
ったりしたときに、ふと目眩がするかもし
れません。

体が疲れやすくなった、力が入らなくなった、などと感じて、糖質制限を中止してし
まうケースは、エネルギー摂取不足と同時に、急激かつ極端に糖質を制限していない
か疑う必要があります。

多くの場合、外から糖質が入ってこない状
態に体が慣れてしまえば、問題はなくなり
ます。

これは、健常者より綿密な糖質制限で治療
をしている、たくさんの糖尿病患者さんた
ちを見れば、事実だと判断してよいでしょう。

個人差はもちろんありますが、1週間2週間
で急激に制限すれば、体が環境の変化に順
応しきれず、様々な問題が発生しやすくな
るはずです。

最初は1食の制限から始めて、問題がなさ
そうであれば徐々に制限を増やしていくの
をおすすめします。

あくまで、ダイエットとしてです❗
糖尿病には当てはまらない、部分も
あると思います⁉

間違っていたらご指摘ください❗


どら吉@