満月にオオカミは遠吠え

 

ここでは私が月をみつめる

 

大神は愛のないものには容赦ない

 

狼のような姿の白き犬

 

遠吠えが美しく

 

仲間は遠く

 

応えのないまま

 

年月は流れ

 

遠吠えの気力が失せた

 

いまは月でうさぎに再会し

 

向こうから

 

遠吠えを返す

 

私はここで

 

さらにひと世紀以上

 

美しく創造する

 

道を邪魔するものは去ね

 

次は人にうまれるあなたに

 

またどこかで会えるから

 

 

 

 

 

 

50歳で奄美にわたったと簡単にふれられていたけれど

 

50歳で今まで住んだところとまったく違う場所にいくってどんな気持ちなんでしょう

 

拠点を変えるって

 

わたしは今日作品を見せていただいて

 

特にスズメが竹にたくさんとまっている掛け軸

 

お馬さんに白鷺が乗っている小さな絵が好きでした

 

絵葉書かレプリカかグッズか何かその二つの絵が載っていたらほしかったけれど

 

どちらもなかったのでわたしの中にしまいました

 

わたしも拠点をかえたいと思うけれど

 

今の拠点も好きなところがあって

 

それが空の美しさと金木犀なんです

 

奄美の空にも負けるとも劣らない空が

 

毎年香る金木犀が

 

わたしは絶望的に絵が描けません

 

だからこそどんな絵もすき

 

あなたの描いたふすまのある家に住みたい

 

美術館にきれいに飾られるよりも

 

暮らしの一部のものに描かれた絵は

 

使ってもらってなんぼなのよと

 

話しているような氣がしました

 

あなたは終生無名だったとありましたが

 

まわりにいつもたくさんのファンを抱えていたように思います

 

そしてそのまわりの方たちにも決して手を抜かない作品を

 

たくさんプレゼントされたのですね

 

これほどまでに精緻な魂を込めた作品を

 

たくさんたくさん世にのこし

 

いま平日なのにあなたの絵をみたくて

 

たくさんの人たちが押し寄せていました

 

作品は永遠に近い時間を美しく生きられる

 

美しい鳥たちのように

 

美しいちょうちょたちのように

 

美しいアダンの実のように

 

いつまでもいつまでも

 

波と風の音をたたえて

 

 

ポポモドーロ 

 

カカリオモ

 

ラカリケーネ 

 

ララオソモ

 

サホロドーモ 

 

ココロにも

 

カカリケーネ 

 

このこのも

 

ランプル

 

ランプル

 

サカリオモ

 

コノナニモロロ

 

ロキロキロキ

 

コノハローネ

 

モモリカネ

 

サンブカマリタ

 

らるもらるも

 

 

金木犀が咲きました虹

 

近所の子たちからは2週間くらい遅れて

 

大胆に剪定したから

 

今年はもう咲いてくれないのかと

 

泣きたい氣持ちだったけれど

 

急に花芽がふくらんで

 

今日からいい香り晴れ

 

ああ本当にうれしくて

 

こんなにもうれしくて

 

くんくんすんすん

 

いい香り

 

うれし涙がでちゃいます

 

十三夜から満月へ

 

彗星から彗星へ

 

そのタイミングを待っていたのかしら

 

ありがとう ありがとう ありがとう

 

 

 

本当はライムだけどね

 

レモンが手に入ったから

 

イエルバブエナミントは

 

庭にたくさんある

 

こんな休みの日が好き

 

自由だから

 

仕事の日はきらい

 

くるしいから

 

仕事をするたび美しくなる

 

そういう私になる

 

あーやらなきゃは

 

もう卒業

 

仕事がいそがしいも

 

もうさようなら

 

あたまでっかち

 

義務感

 

罪悪感

 

軽やかに脱ぎ捨てて

 

新しい私になる

 

新しい私は仕事で輝く

 

誰かが求めるわたしじゃなく

 

私がなりたいわたしへ

 

かばらかばらと

 

受け取るわたしへ

 

わたしははしご

 

新しい仕事を創造する

 

わたしはかいこ

 

うつくしい繭をつくる