Ψ(さい)のつづり -85ページ目
金のこなを振りかけられて
ひかりのなかにでてきた
まぶしくて
太陽の音で
ないた
らのおとで
空気をたくさんすいこんだ
むせかえる
刺激に
ただただとまどいながら
その前の記憶が
もやにつつまれて
絶対にわすれないと
誓ったことすら
思い出せない
全部覚えていたら
赤ちゃんに
なれないよ
あかちゃんは
無垢ないきものだから
みんなに守られる
いまはもうあかちゃんじゃないもの
思い出してもいいでしょ
その覚悟はできているの
はい
覚悟はできています
緊張していてはだめよ
かたまっている器には
何もおろせないから
ゆるめゆるめゆるめ
核心に触れる
にほんのからまりあう
くさりからひみつを

いっぽいっぽ
あせらない
あわてない
りらっくすも
一休さんも
アフタヌーンティーも
はさみつつ
うわ~~~~と
駆け出したくなる気持ちも
おさえつつも
内なる
炎をもやし
いちにち
いちにちを
全力で
ぬかりなく
しんけんに
いきる

きのえに
ねっこがはえて
ねこがやってくる
ねこはながぐつを
はいていなくて
しろいたびだけ
はいていた
にくきゅうの
しるしをおすと
だれのしるしか
わかっちゃうから
きのえは
とてもかしこい
わからない
わたしに
こつこつと
ときをおしんで
いましかないからと
ちえをわけてくれた
しるしをおさなくても
においはのこる
ふんいきものこり
ちゃあんと
ここのえに
かすかに

愛して
ゆるして
ゆるして
ゆるして
肯定する
自分を
癒す
すべて受け入れる
今生だけじゃなくて
すべての過去生も
思い出せない
痛みさえ
ここにいる
しあわせ
ここにうまれた
よろこび
愛されなくても
異端でも
すべては
輝く宝石

ポップなようでいて
はじけていない
ラブリーなようでいて
ゆるくない
ふんわりフワフワなようでいて
うさぎじゃない
まじめ一直線なようでいて
いのししじゃない
みえているのは
となかいのはな
くじらの尾
ひんぎゃに
モアイに
テオティワカン
たくさんのほしがささえていて
おもいもじかんも
こめられている
神髄は
ここにある
名にはなくても
何があっても


