ひとつひとつ

 

片づけて

 

ひとつひとつ

 

おわらせて

 

ひとつひとつの

 

さようなら

 

ひとつひとつ

 

人とのつながり

 

再確認

 

つなぎ直して

 

ありがとう

 

新しい

 

出会いの

 

ひとつひとつを

 

心待ちにする

 

ひとつひとつ

 

ひらいて

 

ひとつひとつ

 

結んでいく

 

 

干支の午年って

 

牛に似ていると思うけれど

 

うしどしは丑年だから

 

特に似ていない

 

お肉も

 

似ているようで

 

あまり似ていない

 

お馬さんも

 

牛さんみたいに

 

普段はのんびりしているし

 

我関せず

 

知らんぷりな感じだけど

 

今年は丙午だから

 

激しく燃えて走る

 

ついつい

 

のんびりしてしまうわたしも

 

オンファイアー

 

お馬さんに

 

あやかります

 

そろそろ

 

今年の干支を

 

忘れかけている

 

世の中かもしれないけれど

 

これからが

 

本番

 

いままでは

 

きっと

 

準備運動

 

手首足首

 

アキレス腱の時間は

 

もうおわり

 

ゲートが開くのは

 

もうすぐ

 

 

自分が本当にやりたいことが

 

ずっとずっと

 

わからなかった

 

性能の悪い

 

古いラジオみたいに

 

自分の魂の声に

 

うまくチューニングできずにいた

 

ごにょごにょいう雑音は

 

ただの

 

ノイズじゃなくて

 

いらない

 

助言

 

こうすべきの

 

社会通念

 

わたしが頭で考えた

 

目的と手段と目標

 

お勉強して

 

資格をとってという

 

ありきたりな道

 

そんな風に

 

やる氣を切り貼りして

 

つくった

 

張りぼては

 

時間とともに

 

よれよれになっていく

 

そんな

 

張りぼても

 

愛おしくはあるけれど

 

風雨に負けず

 

何百年も残っている

 

建造物のように

 

頑丈な土台を

 

まずは

 

つくっていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぎゃ~ってうまれたとき

 

あまりのまぶしさと

 

騒々しさに

 

びっくりして

 

大きな声で

 

泣きに泣いた

 

そのとき

 

身体ががちがちに

 

かたくなっちゃった

 

一番大きな声は

 

自分の声だったって

 

わかったころには

 

猛烈に

 

お腹がすいて

 

おへそからの

 

ごはんが来なくなったことを

 

知った

 

口をもぐもぐさせて

 

おっぱいに吸い付いてみたけれど

 

あんまりうまく飲めなかった

 

でも

 

美味しくて

 

もっと飲みたかったのに

 

すぐに

 

猛烈に眠くなった

 

そこで

 

ようやく

 

身体の力が

 

すうっとぬけて

 

眠りの世界に

 

ふわりふわり

 

飛んで行った

 

 

 

 

黒い出目金と

 

朱い金魚が

 

お祭りの

 

金魚すくいで

 

つかまって

 

ドジョウのおうちに

 

暮らすことになりました

 

あるじのドジョウは

 

だいたい地面に潜っていて

 

ご飯のときだけ

 

上にのぼってくるから

 

出目金と金魚は

 

おっとっと

 

ドジョウのくねくねぴしゃり

 

に気を付けて

 

波にゆらゆらしながらも

 

ご飯の争奪戦

 

ぱくぱくぱく

 

幸い

 

身体が小さかったから

 

ドジョウが置いていった

 

ご飯だけで十分

 

お腹いっぱい

 

出目金は金魚と

 

仲良しこよし

 

出目金は

 

黒だったけれど

 

だんだん色が薄くなり

 

全体は銀色に

 

それから

 

顔と背中は

 

朱くなり

 

まったく別の

 

朱い出目金に

 

へんげしました

 

朱い出目金と金魚は

 

逞しく

 

どんどん成長し

 

身体も大きくなりました

 

近々

 

黒いままのドジョウも一緒に

 

別のおうちへ

 

みんなで

 

おひっこし