ここのところ
暑いくらいの日もあるけれど
まだまだ夜は
冷え込む日もあるわね
草原の
朝晩は意外と
冷え込むものよ
あ
よく吠えるあの犬が来たわ
ああ
いやだいやだ
あっちへいきましょう
よいしょよいしょ
あら
今日はなんだか
狭いのね
それにだれかいるわ
わあ
何するのよ
離してよ
ぎゃあああああ
ひいいいいいい
ふう
やっと自由になれた
さむっ
邪氣はとれたけど
すうすうするわ
ここのところ
暑いくらいの日もあるけれど
まだまだ夜は
冷え込む日もあるわね
草原の
朝晩は意外と
冷え込むものよ
あ
よく吠えるあの犬が来たわ
ああ
いやだいやだ
あっちへいきましょう
よいしょよいしょ
あら
今日はなんだか
狭いのね
それにだれかいるわ
わあ
何するのよ
離してよ
ぎゃあああああ
ひいいいいいい
ふう
やっと自由になれた
さむっ
邪氣はとれたけど
すうすうするわ
去り際
わたしは
美しく
いられたのだろうか
ぽいっと
投げ出して
逃げたわけではないけれど
だれにも
なにも
まえもって
告げることなく
消えたから
だれにも
なにも
いわれることはなかった
ただ
わたしは
後ろを振り返ることなく
去り
だれも
氣付かないうちに
いなくなっていた
大げさな別れなんて
必要なかったから
それでよかったけれど
お礼を言う
機会もなかったから
いままでの時間に
ひとこと
ありがとう
そして
ごきげんよう
ここは
どこにもない
どこでもない
ふしぎな
場所
人や動物は
住むことを
許されているけれど
あるじは
人ではない
鳥たちの
楽園のようではあるけれど
あるじは
鳥でもない
蛇や
巨大なスズメバチや
ムカデたち
人を
寄せ付けない
そういう
厳しい生き物たちも
節度を守って暮らしている
わたしたちはみんな
地球さんに
間借りしている
存在だって
日々
思い出させてくれる
そんな場所が
大都市から
そう遠くないところに
ちゃんとある
カラスの
羽ばたく音は
とても
エレガントで
幻想的
ヴァンパイアは
こうもりのイメージで
マントをひらりと
させるけれど
それと
同じくらい魅惑的な
音がする
お話するときの
声は大きく
あまり
うっとりしないけれど
羽音は
それを
補って余りある
風を切って
何を
運んでいるのだろう
きのうより
きょう
きょうより
あす
ほんの
一ミリでもいい
いいえ
一ミクロン
なんなら
一ナノでもいい
よくなっていけるよう
自分を
叱咤激励する
一ミリは目に見える変化だから
難しい日もあるけれど
一ナノなら
自分が
後ろ向きにさえ
ならなければ
よくなって
いける氣がする
そんな小さな変化だって
世界中の
みんなの分を
合わせたら
時差もあるから
毎日毎日
24時間が
最高に
輝く