Ψ(さい)のつづり -43ページ目
歴史上の人物として
名をはせた人は
たくさんいるけれど
とってもいい人も
とっても悪い人も
いないように思う
そのときそのときの
勝者が歴史をかきかえて
いくけれど
あなたが
わたしのすべてを
知ることができないように
わたしもあなたのすべてを
知ることはできない
いい人や悪い人の定義も
時代によりけりで
昭和と令和ですら
かなり価値観が違うから
過去に名をはせた人は
その時代を盛り上げた人
ということは
まちがいないんだろう
自分のためだけに
生きていたのなら
何も後の世には
のこせないだろうから
未来のことも考えて
工夫をできた人なんだろう
その未来に
立っているわたしたちは
その続きを
いまの時代の風をブレンドして
創造させていただきます
ありがとう
ありがとう
ありがとう

語り合えば
すべて
わかりあえると
思っていたころ
語り合うことで
傷がさらに深まったことに
どうして
気づかなかったんだろう
そして
優しそうに
傷口に塩を塗ってきた
あなたのことを
唯一無二の親友だと
信じていた
無防備なわたし
壊れそうな
わたしを
支えてくれたのは
もう一人のわたし
何の肩書もないわたしと
いつまでも仲良くしてくれるのは
わたしを人として
認めてくれているからだと
勘違いしていたわたし
そうじゃなくて
自分の優位性を
いつでも再確認できる
見くだせる存在が
わたしだっただけ
どこまでも
お人よしで
簡単に欺ける
わたしが
成功したようにみえたとき
あなたが
去っていったのは
当然の流れだった
唐突すぎて
切り捨てられたことにすら
気づいていなかったわたし
でも
いまは
視界がひらけ
はっきりとみえる
ありがとう
さようなら

自分で選んで
決めたはずの道
準備期間も長くとったし
はじめてからも長くなる
その道ではもう
一廉の者のはずなのに
いろいろ
工夫はしたけれど
やっぱり
しっくりこない
すべてが
茶番じみていて
虚栄や
虚構の
臭いがする
だから
これからは
自分の
こころの声に
したがって
わくわくできる
別の道へ
乗り換えよう
刷り込まれた
あたりまえや
常識や
なんのために
もったいない
なんて
全部
この道に
置いてゆこう
だれにも
説明する
必要なんて
ないから
だれも
巻き込まないし
荷物も
ほとんど持たず
身軽に
ジャンプ

あんなに欠かさず
毎日飲んでいたのに
ふと
飲まずにいたら
一日
二日
ずっと
飲まなくなった
珈琲
無理やりに
二度と
飲まない
って
することもないけれど
いらないうちは
飲まないでいよう
珈琲を飲むと
甘いものがほしくなるから
珈琲を飲まなくても
ちょっと
甘いものは
ほしくなるけれど
常備していないから
なきゃないで何とかなる
小さく
大きく
大きく
小さく
からだの声をきいて
変えていこう
いつもいつも
同じことの
繰り返しじゃ
つまらないから
新しい風を
吹き込んで
おひさまのように
毎日
生まれ直そう

あなたはいま
どこにいるの
乗り越えた歳月の分
逞しくなって
大人の余裕も
あるんじゃないかな
でも
笑い顔は
そのままな
氣がする
きっとこれからは
いまどこにいるか
わからなくても
テレパシーで
ふたたび出会ったり
できるのかもね
そうしたら
また
話をしようよ
愚痴とか
身体のどこかが悪いとか痛いとか
そういう話は
しないでよ
すぐはがれるメッキを
貼る必要はないし
おだてたり
無駄な謙遜もいらないから
これまで
がんばった
わたしたちを
ひとしきり
ほめたたえあって
美しいこれからの話が
したいな


