いかなるときも


いい訳をせず


己の道を


粛々と


歩む


魚のように


まなこを見開き


猫のように


抜かりなく


鳥のように


軽やかに


蛇のように


あるときは


素早く


また


あるときは


縄のように


じっとして


ただ


己に


まっすぐに


清々しく


天に恥じぬ


己を生きる







はじめのははは


はじめのうふふ


泣いて生まれて


飲んで食べ


母が笑えば


子も笑う


リスが走れば


猫も跳ぶ


帰るよ


カエル


さすらえば


その分強く


なりにけり










さあ

 

海にいこう

 

お魚みたいには

 

泳げないし

 

まだまだ寒いから

 

泳がないけれど

 

本当は

 

足くらいは海につけたいな

 

わたしたちの

 

身体は

 

ずっとずっと前に

 

海からいただいた

 

海の中のぽこぽこいう泡や

 

青や黄緑や

 

群青の中に

 

わたしたちの

 

かつての

 

記憶や息吹が

 

詰まっている

 

そこに足をつければ

 

かつての

 

愛が

 

身体を

 

のぼってきて

 

眠っていた

 

遠い記憶を呼びさまし

 

魂を

 

癒して

 

くれるだろう

 

 

 

 

 

 

転ばないように

 

いつも杖をもっていたら

 

3本足か4本足の

 

生き物になってしまう

 

転ぶかもしれないけれど

 

受け身をとって

 

すばやく立ち直る方がいい

 

もしかしたら

 

何かが飛んできて

 

よけるために

 

とっさに

 

かがんだり

 

ジャンプしたりする

 

必要があるかもしれない

 

そんなとき杖は邪魔になる

 

だから

 

何かがあれば

 

絶対安全ということはなくて

 

その場その場で

 

智慧をつかって

 

臨機応変に

 

判断する

 

必要があるんだろう

 

 

 

 

 

石の上にも三年というけれど

 

その3倍の9年以上

 

石の上で過ごしたら

 

お尻も

 

腰も

 

背骨も

 

肩も

 

首も

 

バキバキに

 

ならざるを得ない

 

それをほぐすのに

 

さらに3年

 

ようやく

 

身体が

 

やわらかくなり

 

新しい道を

 

歩むための

 

わらじも完成

 

石の上の

 

経験も

 

大いに役立ち

 

自分の

 

殻も

 

大きく

 

頑丈になったことに

 

氣付く

 

これまでのたくさんの

 

経験を与えていただき

 

ありがとうございました

 

これから

 

もっともっと

 

強く

 

逞しく

 

わたしだけの

 

繭をつくり

 

美しい

 

糸を

 

うみだします