Ψ(さい)のつづり -13ページ目
自分のことを
ちっぽけだなんて
誰が
言ったんだ
誰も言っていないのに
そう思い込んでいるだけ
ぽけっと
ぽっけに手を入れていないで
できること
いっぱいあるよ
なんとなく
おセンチになっているのは
日が短いからかもよ
ここから
陰極まって
陽となす
自分を
信じさえすれば
どんなときにも
反転できる
ひとと比べさえしなければ
決して
ひとりぼっちじゃないし
ちっぽけでもない
どんなに頭が重くとも
うつむきさえしなければ
どんな暗闇にも
光が射す
どんなに足がつかれても
歩むことを
やめなければ
世界が
輝く道を
用意してくれる

わっかを描く
円を描く
そんな
簡単なことの
はずなのに
ちょっといびつ
最初と最後が
ぴったりじゃなくて
ももみたいな
うめみたいな
まる
絵描きさんには
なれないかしら
それでも
機械で
書いたような
まるは
ぴったり
閉じていて
だれも
入り込む
余地がない
ぐるぐる
ぐるぐる
いつだって
堂々巡り
安心かもしれないけれど
新しい
風を入れるには
少し
隙や余地が必要だね
だから
どんな
わっかだって
大丈夫
絵描きさんにだって
なんだって
望めば
何にでも
なれるよ
手間ひまは
かかるけれど
それさえ
惜しまなければ

冬の夜の
清らかさ
それは
乙女の
祈り
星々が
奏でる
音楽は
新たな一年を
美しく
迎えられるよう
神々から
届く愛
と同時に
わたしたちが
この一年で
何を身につけたのか
何を生み出したのかが
問われる
宇宙はいつだって
本氣だから
わたしたちも
全力で
駆け抜ける
そして
迎える
冬至や
聖夜に
この星を美しく
整える
ギフトが
天から
届けられる

おおきな
ぽけっと
大ぽっけ
中身もいっぱい
詰まってる
ちいさな
ぽけっと
小ぽっけには
ペン一本きり
でも
どちらが
えらい
わけでもない
大事なものを
入れたまま
忘れて
洗濯なんて
もってのほか
必要なときに
必要なものを
取り出せたら
大ぽっけも
小ぽっけも
役に立つ
使う人次第でね

ひとつ
ひとつ
役割を
終えていく
いままで
自分が
やらなきゃいけない
とか
自分が
適任
とか
自分が
一番よくやってる
とか
自分を
励まし
励まし
やってきたけれど
終えてみれば
何のことはない
やっぱり
代えはきくものだ
そりゃそうだよね
わたしが
やらなきゃいけないわけじゃなかったし
わたしが
適任かどうかもわからないし
わたしが
一番よくやってるかどうかなんて
もっとわからない
そう
思いたかっただけ
でも
そういうのは
もうやめるんだ
自分が
本当に
やりたいこと
自分じゃなきゃ
できないこと
代えがきかない
わたしは
一番かなんて
どうでもよくて
むりやり
鼓舞する必要もない
わたしは
わたし


