毎年

 

毎年

 

必ず

 

今頃

 

咲くのは

 

神さまとの

 

約束だから

 

最近は

 

秋や冬にも

 

春みたいな日があって

 

寝坊しちゃったかと

 

慌てそうに

 

なるけれど

 

年度の切り替わりの節目で

 

新たな一年の

 

はじまりに

 

美しさと希望を伝えて

 

みんなを励ます役目があるから

 

それに

 

長い冬を

 

耐えた虫たちに

 

栄養を

 

分け与える

 

お母さんでもあるから

 

やっぱり

 

今の時期に

 

咲かないとね

 

ウグイスが

 

歌の練習を

 

はじめたら

 

わたしも本腰入れて

 

咲く準備を

 

始める

 

月の満ち欠けが一巡する

 

時をへて

 

ようやく

 

花を咲かせて

 

今年の成果を

 

披露するのよ

 

 


毎日

 

毎日が

 

新鮮で

 

神聖な

 

氣持ちで

 

迎えられたら

 

理想だけど

 

寝不足だったり

 

寒かったり

 

暑かったり

 

大雨だったり

 

なかなか

 

そうはいかない

 

朝もある

 

そんな

 

わたしたちのために

 

ありがたいことに

 

いろんな節目が

 

きちんと用意されていて

 

ちゃんと

 

季節や

 

新たなサイクルを

 

意識できる仕組みに

 

なっている

 

今日は

 

宇宙の新たな

 

一年のはじまりで

 

昼と夜が同じくらいの長さで

 

太陽が牡羊座に

 

入る日

 

それ以前に

 

きちんと春分の日って

 

名前がついていて

 

本格的に春になる日

 

だから

 

一見ただの曇りの日だけど

 

ただものじゃない

 

そんな

 

大切な

 

一日

 

 

古民家といえば

 

聞こえはいい

 

昭和

 

平成

 

令和と

 

またがって

 

生き延びてきた家は

 

どこを

 

どう直すというよりも

 

すでに

 

生き字引のようで

 

若輩者の出る幕ではございませぬ

 

と降参せざるを得ない

 

寒さ

 

暑さが

 

直球で攻め

 

平衡感覚も

 

若干試されるような

 

氣分で

 

屋根の上で眠る猫に

 

ただいまをいえば

 

カラスもおかえりと

 

迎えてくれて

 

桜も咲く

 

これは

 

もしかして

 

とてつもない

 

豊かな時間の中に

 

いるのではないかと

 

じんわり

 

感動していると

 

そんなことも

 

わかっていなかったの

 

 

うぐいすが

 

笑い

 

かぐわしい

 

風が

 

そよぐ

 

 

 

 

 

砂浜の上は

 

もう

 

十分に

 

あたたかい

 

さらさらと

 

裸足を包み込み

 

ここちよい

 

そのまま

 

海へ

 

すらせら

 

ひたぴた

 

歩いていくと

 

波が迎えに来てくれ

 

足をひんやりと

 

包み込む

 

優しさのなかに

 

ぴりっとした

 

厳しさもあるけれど

 

凍えるような

 

冷たさではない

 

春の海が

 

寄せては

 

かえし

 

また寄せる

 

前よりずっと

 

きれいになった

 

海に

 

ただいまと

 

あいさつする

 

シーズンではない海は

 

落ち着いていて

 

懐に入ってきた

 

人たちを

 

明るく

 

励ます

 

もう

 

ちゃんと

 

春を呼び込んだから

 

しっかり

 

みんなに

 

エネルギーを補充したから

 

あとは

 

あなたたちの番よ

 

しっかりね

 

 

 

 

 

 

 

 

歩け歩け

 

歩みをとめるな

 

歩め歩め

 

前へ前へ

 

もうじき

 

星が新しい一年を迎え

 

太陽系の

 

天体が

 

一斉に

 

順行へ

 

前を向き

 

巡行するもよし

 

巡航するもよし

 

空を飛ぶもよし

 

何にせよ

 

やりたいことを

 

心躍らせ

 

始めるときは

 

星と自分と

 

自分と世界が

 

共同創造するとき