2024-06-24
梅雨に入った途端に33度越え。それに世界中で洪水や干ばつ・・。一時は、世界中で地震や噴火ばかりだったのが、Xフレア炸裂の今年は、趣がやや違います。もちろん、相当に大きな地震に見舞われてはいますが、ちょっと違ってきているというのは、この洪水や干ばつも開発のもとにという人災的なものが多い。
ここで懸念されるのは、食糧不足が深刻になってくるということ。今この暑さで野菜や魚など価格高騰していますが、一方でコメが不足すると言われ、今日スーパーに行ったらほんとにコメが少なかった！電気代を代表とする光熱費や、ガス、水道費などがまた値上がりし、食費も含めた生活費がどんどんかさみ、暮らしは頭使わないとちょっと大変ですよね。
一方で、都知事選では「若者が結婚できるように賃金を上げよう！」みたいなスローガンを掲げている候補者が一杯いるけれど、東京都だけ頑張って地方と差つけてどうすんだ！と言ってあげたい。若者が結婚しないのは、もっと違う意味もあるんだよ。世の中の流れがどんどんおかしくなってきていて、人としての感覚もどんどん変になってきて、考えられないような事件が老若男女問わず増えていってない？ パワハラ、モラハラ、セクハラ、カスハラ・・間違えても、しくじっても、誰も怒らず、意見も言えず、おかしいことをおかしいと言えない世の中って、どうなの？よりよくなるの？ と、おばさんは思うのです。
思い立ったが吉日、ということで武蔵嵐山のラベンダー祭りへ。先週前橋での奇跡の続きで、宇宙孫の朔太郎君が生まれた時地元のブティックで偶然見つけた、絵本作家の中川朔太郎氏の書「笑」がプリントされたTシャツを着ていきました。過去に、北海道の富良野の富田ファームでラベンダー畑に行ったことがあるので、この閑散とした景色や規模には「あれっ！」と思いましたが、夏の暑い雨の少ない埼玉県でラベンダーを作るとなると、結構大変かもしれないなと観じながら、ラベンダー手摘み、クラフトつくり、ラベンダーソーダを飲んだりして結構楽しみました。
ちなみにこのファームで手摘みできたラベンダーは、ラバンディン科グロッソという種類でした。ここには、２０種類くらいのラベンダーの種が植えられていて、中には珍しい白いラベンダーがあり、秋田県三郷町で見つけられた国産の種だそうです。
日本ミツバチや、クマンバチも蜜を吸いに来ていましたね。
そして、近くにある鎌形八幡神社へ。
私が赴くところには、必ず八幡様がいます。もちろん数が多いということもあるけれど、八幡様があると故幡井先生が導いてくれているような気がして、嬉しくなるのです。武蔵の国として、鎌倉時代に鎌倉へ通じる経路があっただけに、桑が豊富に育った地域として地域経済を支えた繭を奉納した人の名前が残されていました。こういうものは初めて見ましたね・。
オオムラサキ
さらにこの地域には、日本蝶の唯一であるオオムラサキの出生地でもあり、蝶の里というのがありました。虫好きの私としては、行かなければ！とかなり歩き、小さな展示場を見るにとどまりましたが、ホタルの里というのもあって、水のきれいな場所としてかつてはあったのでしょう。今は、キャンプ場もあり、レジャー施設として変遷を遂げているようです。
今回思ったのは、ラベンダー畑も、キッチンカーも、駐車場案内の人も、そして最後に入った駅近の喫茶店も、圧倒的にシニアの人が「お手伝い」をしていました。若い人、いないんか～い！ と叫びたくなるほど、ジーバーな人たちが頑張っていて・・。そういえば、八幡様でもいきなり「ジー」な人がいて、びっくりしました。
私は今日本アロマコーディネーター協会での顧問兼講師をしていますが、今まで携わった生徒さんたちは圧倒的に４０代～６０代の方が多い。その方たちが、BTL時代にアーユルヴェーダを体験くださったことが多いのですが、今協会に提案しているのは、地方ごとのコミュニティーができると望ましい、そこで地元の活性や発展としてアロマ等の叡智を活用しながら地域を盛り立ててくれる人材育成が出来れば・・という理想があります。このラベンダー畑にもいてくれたらなあ、と切に思いました。
地域で感じられるのは人口が本当に減っていて、特に高齢者層は厚いのに、少子化によって若い層がどんどん減っていっている・・。しかし、若い層は怒られないために精神が弱く保守的で、生命力や探求心、冒険心が少ないことが多く、大変なことはしたがらない傾向が・・。
ということはですよ。ジーバー予備軍（４０代、５０代）が今一番頑張れる時代だと思います！
なので、よかったら７月に解禁になる日本アロマコーディネーター協会での新しいズームレッスン、
「介護とアロマと人生と」をぜひご覧になってください。美容レクも本邦初公開です。