■ターマックの購入先

友達の友達のショップから買いました。

ショップは隣のフィラデルフィア州にあり、そこから送ってもらいました。

 

購入までの顛末はこちら

 

 

納車されたバイクを見ると気になることがあったので、アメリカのバイクショップの作業品質の例として書いてみたいと思います。

 

■気になる点 その1

まずは一番大きなものから行きます。

 

アメリカの標準では右のブレーキレバーは後輪のブレーキに繋がってます。

でもジジイは右が前輪派。危ないので今さら変えたくありません。

なのでショップにお願いして右を前輪ブレーキに繋げるよう頼みました。

要望通りやってくれたんですが、問題は配管でした。

下の写真を見てください。

ブレーキパイプがクロスしています。

そうなんです。ブレーキパイプをステムのところまではアメリカ方式のまま配管してきて最後にここでクロスさせて反対側に持って行ってます。

 

本来のステム下の正しい状態はこちら

お陰でステム下に取り付けるブレーキパイプホルダーが取り付けできません。

取り付けできないまま納車されました。

車体にブレーキパイプを通す際から右ー前で配管すればこんな問題は起きません。

普通気づいたら直すだろ?ってのは日本的な考え⁇

まあ機能的には問題ないので、しばらくこのままにして、コラムカットとハンドルバー交換時に直そうと思ってます。

 

■気になる点 その2

ターマックは標準でバイクコンピュータマウントが付いてきます。

ハンドルバークランプに取り付くタイプで空力にもいいですね。

 

マウントをクランプに取り付けようと付属のネジを締めてて、ネジが微妙に長いのに気が付きました。

ネジの先端が飛び出てハンドルバーをクランプする時にハンドルバーにネジ先端が当たりそうなんです。

当たるとどうなるか?

ハンドルバーはカーボン製なので、当たったところから傷ができて壊れる可能性があります。

そんなリスクは冒したくありません。

付属のネジで短い物ないかと探したんですがありませんでした。

別のところに短いネジ使っちゃったんじゃないか?って疑ってます。

 

仕方がないのでホームデポで短いネジ買ってきました。

これなら飛び出してなくてハンドルバーを傷つける心配ありません。

 

■気になる点 その3

ターマックは少し変わっていて、ステムクランプの締め付け順番が指定されています。

なぜかはわかりませんが最初に上側を完全に締めてギャップを残すなとマニュアルにあります。

納車された時は上側にもしっかりギャップが残ってました。

ジジイはどっちみちポジション調整やマウント取付でハンドルバー外したので問題ないのですが、普通のお客さんはバラす人少ないんじゃない?

 

■気になる点 その4

4つ目はブレーキの調整です。

前にも書きましたが、パッドがセンタリングされていませんでした。

まあ、微妙な作業なのでできなくても責められないかも。

 

加えてブレーキレバーストロークが長すぎます。

レバーを引くとハンドルバーを持っている薬指にレバーが当たり、十分な制動力を出せません。

前後輪両方ともです。

これはレバー引きしろの好みの問題ではなく、安全性の問題です。正直危険。

残念ながらまだうまく調整できていません。

 

■気になる点 その5

最後はバーテープです。

実用上問題ありませんがちょっと汚いですよね。

あまり上手い方ではありませんがそれでも自分でやればもうちょっとキレイにできるなじゃないかと思っちゃいます。

 

こんな感じです。

結構大雑把というかいい加減というか、これがアメリカ品質なんでしょうかね。