Hエモンさんは「どんな地方でもやり方さえちゃんとやれば店は
(主にブランディング)成功する」という動画で見たことがある。
この動画を観ていたので、うちの地元にHエモンさんプロデュースの
「K麦の奴隷」というパン屋さんができたときにはどうなるのかワクワクしてみていた。
実際に行ってみて商品(賞を取った云々)やインフルエンサーであるHエモンさんを使った
SNSの活用など宣伝はうまかったが残念ながら店の継続にはつながらなかった。
(およそ一年半で閉店。看板のカレーパンも食ったが値段以前に・・・(自主規制)だった。)
特に「どんな地方でも」「自分たちのやり方をすれば」成功する、
といった感じだったので期待していたが正直予想通りではあった。
私の感覚だと、閉店の原因は「その土地の人たちの値ごろ感」 、「人口構成」
「異常な数のスーパーの存在」 、「競合するもののレベル」、
「関西のパン屋のレベル」といった要素が想像以上のものだった
からではないか、と推測する。
そういえば、以前駅前に「焼きたてメロンパン屋」ができたとき、
何事かと思うくらい行列ができたが、5年ももたなかった。
情報の共有、特に、SNSよりも「口コミ」は強烈。
結果としては失敗ではあったが、見ているほうとしては、分析のための
材料が一つ増えた。
人は失敗からしか学べないので、他山の石として勉強させていただきます。