うっかりBBCドラマ「SHERLOCK」を一気にシーズン4まで観てしまう | 井蛙之見(せいあのけん)

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毎日、いい音楽を聴いて、好きな本を読み、ロードバイクで戯び
楽しく話し、酒色に耽り(!)、妄想を語り、ぐっすり眠る。
素晴らしきかな人生!
井の中の蛙 大海を知らず 
されど、空の蒼さを知る
(五十路のオッサン、ロードバイクにハマる。)

最近は自転車に乗らないこともあって、また「映画バカ」になり果てている。

京都名物「底冷え」のせいなのか光熱費(5割増し!)をはじめとする物価高騰

のあおりなのか気持ちのいいくらい暇である。

まぁ、それならそれで好きな音楽なり本を読むなり仕事が主なのか従なのか

どちらが「本分なのか」わからない生活を送っているので時間は埋まる。

駄目なときは何をやっても駄目だ。じたばたしたってしょうがない。

 

というわけで(どういうわけでしょう・・・)「映画バカ」になり果てている。

「エニグマ/イミテーションゲーム」がやたらと面白かったので、名優ベネディクト・

カンバーバッチさんの作品を見てみようと思い立つ。

以前、映画で公開された「SHERLOCK/忌まわしき花嫁」を観ていたので

都合よくアマゾンプライムで全シーズンあったので映画ではないが

BBCドラマ「SHERLOCK」(12話)を観はじめた。

 

シャーロックホームズのシリーズは「アイアンマン」でおなじみのロバート・ダウニーJrさんのものを先に観ていた(「シャーロック・ホームズ」「シャドウゲーム」)。

これはこれで面白い。

 

BBCドラマ「SHERLOCK」は原作通りではなく、コナン・ドイルのいろんな原作を

翻案して作られている。演出も大胆で細心、よくできている。

舞台はおなじみロンドン、ベーカー街だが時代は現代で携帯電話、パソコン(ネット)、

科学捜査などが駆使されシーズン4ではドローンも登場する。

(後、ホームレスの情報網というのもいい)

明確な敵、犯罪者(サイコパス)との頭脳戦、ホームズの観察眼と皮肉屋の英国人らしい

セリフ回しは私にはひどくおもしろかった。字幕で説明が入ったり、ストップモーション

を使った見せ方も面白かった。一本90分だが全話、全く退屈することなく観れた。

しかし、主演のカンバーバッジさんのなんと表情の豊かさ、役者としての演技幅の広さ、

実にすばらしい俳優さんだなと改めて思った。

(特に、シーズン3 「三つの兆候」での披露宴スピーチでの演技は神技!)

主演ではないものを(主演と同じだが・・・)『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(カーン)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(ドクター・ストレンジ)でも観ていたので以前から知ってはいたがいやはや主演作を観てあらためてすごい役者さんだな、と思った。

もちろんワトソン役のマーティン・フリーマンさんをはじめすべての配役さんが「それ以外には考えられないくらい」ハマっていた。なんともおそろしい。

また、何か探してみよう。