今日は「卓球戦術ノート・ラストページ」(髙島規郎著)の紹介と題し、Blogしたいと思います。
先般、卓球王国の新刊書籍「卓球戦術ノート・ラストページ」(髙島規郎著)が発売となりました。
こちらは、2001年に刊行されベストセラーとなった『卓球戦術ノート』(絶版)のアップデート・リニューアル版です。日本卓球界指折りの理論家として知られる髙島規郎氏が、卓球の試合で勝つための戦術・技術・メンタルを総合的に著述した「すべての卓球人必携のバイブル」とも呼ぶべき1冊となっています。
序章
現代卓球を勝ち抜くための8カ条
(現代卓球の道標)
①1ゲーム11点という短期決戦は「記憶力」勝負
②コース取りが重要。ストレートを先に攻めよう
③サービスエースと3球目攻撃を狙っていこう
④攻撃的なレシーブと4球目でポイントを狙おう
⑤ラリー戦では休みなく打ち合う。体力勝負だ
⑥フィジカルトレーニングを重視しよう
⑦イメージトレーニングを取り入れよう
⑧ニューテクニックにチャレンジしよう
第1章
「戦術」とは何か
①「技の戦術」と「心の戦術」を知る
②「先手」と「後の先」の戦術
③技術だけでない「速攻戦術」とは何か
④試合での「2本」を身につけるための練習
⑤効いているサービスは徹底的に使え
⑥試合で勝つためのレシーブ戦術
⑦失点する時は1本でも多くラリーをつなぐ
⑧ゲームを捨てる戦術
⑨戦術は得意技と弱点のつぶし合い
第2章
勝つための戦い方(スコア・マネジメント)
①スタートダッシュのかけ方
②先行逃げ切り戦術を基本とせよ
③試合の後半、ジュースで勝つ
④逆転勝ちと逆転負けのシナリオ
⑤ジュースになった時の戦い方
⑥ゲームオールジュースのための心理戦術
⑦試合を捨てるか、試合を拾うか
第3章
戦型別の戦い方
①シェークハンドドライブ型の戦い方
・フォアハンドを上回るバックハンドの攻撃力と勢い良く、荒々しくプレーすることが重要
・現代卓球の台上・レシーブに欠かせないチキータ、回転やモーションを工夫し、発展させていこう
・両ハンドの配分によって変わるプレースタイル、自らの強みを活かす仕組みを作ろう
②シェークハンド異質攻撃型の戦い方
・スマッシュで得点することが最重要戦術、異質ラバーでの打球も極力攻撃的に
・相手に先手を取られた時のブロックと反転プレーが異質型の可能性を広げる
③ペンホルダーの戦い方
・裏面バックハンドは主戦武器と考える。バックハンド主戦型こそ現代的ペンホルダー
・フォアハンドは裏面バックハンドとの兼ね合いでラケットヘッドを下げたまま打つのが通常
・クラシックスタイルのペンホルダー技術を現代的スタイルと融合させるのも面白い
・ペンホルダー異質攻撃型は、フォア面と裏面の両方でさまざまな打法を駆使して戦おう
④カット型の戦い方
・カットを主戦武器にせず、攻撃を第一に考える。速攻選手のように、常に攻撃チャンスをうかがう
・カットから攻撃、攻撃からカットへの変わり身の早さを身につけることが重要
(参考)
「卓球戦術ノート」(2001年版)の戦型別
①シェークハンド攻撃型
②ペンホルダードライブ型
③ペン表ソフト速攻型
④カット型
⑤異質反転・攻撃型
第4章
卓球選手のメンタルとは「心の戦術」
①心理ゲームの中の「速攻戦術」とは何か
②ミスして気落ちするのか、積極的にいくのか
③初めての相手、やり慣れた相手
④逆転されやすい人、逆転する人
⑤ネットインサービスとラッキーポイント
⑥ネットインとエッジは計算のうち
⑦シード選手が負ける時
⑧「迷うこと」「恐れること」「疑うこと」「驚くこと」
第5章
卓球の「必殺技」と「必勝法」
あとがきに代えて
・現代卓球では「速さ」「テクニック」「身体能力」が絶対不可欠な要素となった
・「ラストページ」の意味
本書のタイトルは「ラストページ」としている(「卓球戦術ノート」は完結)が、卓球というスポーツの追求に終わりはない。ぜひ、皆さんそれぞれが、自分自身の卓球の答えを探す旅を続けていってほしいと願う。
著者略歴
髙島規郎 たかしま・のりお
1951年7月17日、大阪市生まれ。近畿大学3年の時に、全日本選手権で初優勝。トータル3度の優勝を飾る。71年から83年まで7回連続で世界選手権に日本代表として出場し、75年世界選手権では3位に入賞。「ミスター・カットマン」として華麗な守備を見せ、世界で活躍した。
近畿大学名誉教授。 日の出医療福祉グループ実業団卓球部監督。指導者・アスリートの育成、講習会などを行う


