今日のblogは、「(再)裏面にアンチラバーはありか?」を再考してみます。
(前回のblog・2020.7.12 )
現在、私は正統派ペン表前陣速攻型(表面、当然表ソフト、裏面なし)を目指しています。ただし、最近は、何度か裏面に裏ソフトラバーや粒高ラバーを貼って試行していますが実現に至っていません。
1、今、何故アンチラバーなのか?
先般、韓国の釜山で開催された世界選手権の女子団体戦の予選リーグで、インドのアヒカ・ムケルジが世界ランク1位の絶対女王・孫頴莎(中国)を破りました。そして、40年の時を経てインドで蘇ったアンチラバー「ゴリラ」が脚光を浴びました。表現は悪いのですが、久しぶりに「技術・体力等が劣っていても卓球用具で勝てるかもしれない」という期待感を抱かせた大きな出来事でした。
巷では、アンチラバーを使用する人を殆ど見たことがない。アンチラバーに慣れていない。どんな球が返ってくるのかわからない。攻め方(対応)がわからない。対戦するのが嫌だ。等
そんな希少性かつ有効性のあるラバーを試行してみる価値はあると思っています。
2、アンチラバーはどこのメーカーのどの製品(ラバー)を選べば良いのか?
国内メーカーの製品では、まずは、手始めにバタフライの「スーパーアンチ」が価格が手頃で試してみるには良いかと思います。
現段階(製品情報のみ・試打なし)では、打てるアンチの「トリックアンチ」(ヤサカ)と「ニューアンチスピン」(アームストロング)に興味があります。
海外メーカーの製品は価格が高すぎる感があります。輸入品なので高いのか?理解が出来ませんが、選択するなら「ゴリラ」「トランスフォーマー」等に興味があります。今回は、海外メーカーの製品には触れず、国内のメーカーのアンチラバーの3製品の紹介にとどめたいと思います。
<国内メーカー>
・スーパーアンチ(バタフライ) 2,420円
(安定性、低弾性、取り扱い易さ)
・ベストアンチ(ニッタク) 3,520円
・トリックアンチ(ヤサカ) 4,400円
(チャンスメイク用、
トリッキーなプレー、前陣異質プレー)
・アンチパワー(ヤサカ) 3,080円
・ニューアンチスピン
(アームストロング) 4,950円
(軽い、攻撃も可能、スピンがかかる)
3、アンチの達人に学ぶ
「こだわりすぎた男たち」
(2024年版「卓球グッズ」より)
①岩下哲治 (柏クラブ)
右ペンホルダー裏ソフト
アンチ反転攻守型
裏面:トリックアンチ(中・ヤサカ)
異端の極厚反転モデル。
前陣強打とアンチ(レシーブ)で才能開花
②小宮信一郎 (一球クラブ)
左シェークフォア裏ソフト
バックアンチカット型
裏面:スーパーアンチ(厚・バタフライ)
左腕チョッパーが愛用する
「両面同色」の余韻が漂う一本
アンチカットの安定感
③奥田昭和 (柏クラブ)
裏面:ニューアンチスピン
(アームストロング)使用
低反発のアンチはレシーブで威力を発揮
攻撃もできるアンチ
4、まとめ
このまま正統派ペン表前陣速攻型を目指すのも選択の一つだと思われます。
しかし、試合に勝つためには、他の人にない技術や武器(用具)等を持つ必要があります。その他大勢でなく秀でた技術(体力、メンタル含む)や用具がなければ試合には勝てません。
アンチ(裏面・反転)の活用は、他の人にない技術及び独自の個性として挑戦してみる価値はあると思います。
<(参考)Web記事・blog等>
①Yahoo!ニュース (2024.2.21)
絶対女王を破った「ゴリラ」40年の時を経てインドで蘇ったアンチラバー
②Rallys (2019.6.12)
アンチラバーの特徴を徹底解説
〜見た目は裏ソフトなのに回転がかからない魔法の卓球ラバー〜
・アンチラバーとは
・アンチラバーの特徴
・アンチラバーのメリット
・アンチラバーのデメリット
・アンチラバーの弱点とは!?
・おすすめユーザー
・代表的なアンチラバー
・まとめ
③Rallys (Web記事)
「スーパーアンチ」(バタフライ)
の性能を徹底レビュー・強打を抑えてナックルで翻弄
2023年8月3日
④「トリックアンチ」(ヤサカ)
異質プレーの新境地を見せるトリックスター
2021年9月20日
⑤検証「ニューアンチスピン」
(アームストロング)
「卓球王国」blog(卓球馬鹿一代)
2019年12月25日