河野満「わたしの練習」(卓球レポート1969年9月号より) | ペン表卓球への道

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大阪市在住のサラリーマンです。趣味は、卓球、読書などです。大学時代までやっていた卓球を再開しました。現在、卓球練習を週1回2時間、試合を月2回のペースでやってます。

 今回は、偶然ネットから見つけた卓球レポート(1969年9月号)の「河野満選手・わたしの練習」の掲載をまとめてみました。

 河野満選手は世界卓球史上最も完成したペン表速攻選手で1977年の世界チャンピオン。私の学生時代の憧れの選手でした。


1、常に高い打球点で打つ
 河野満選手の卓球と言えば、表ソフトのフォア・バック両方を使ってのペンの前陣速攻である。

 河野満選手の特に優れている点
①打球点が常に高い
②相手の強打を半歩下がってバックハンドで打ち返す技術がうまい
③カンが良い

 速攻選手は打って打って打ちまくり、決してミスを怖がってはいけない。そして高い打球点で打つことが大切である。

 前陣でプレーすること。フォームが大きすぎないこと。打ったらすぐに戻ること。
 一番深いボールが来ても頂点を捉えて打てる程度に台から下がって待つ。そして、打つ時に飛び込む。
 速攻選手もフットワークは必要で小刻みで速く動くことが大切。それとカン。
 ショートしてもらってボールを打つよりも、相手に打ってもらって、それをバックハンドで打つ練習の方が良い。そして、半歩下がって待つことが大切。


2、速攻選手はツッツキ打ちが生命
 どういう練習が必要か?より速く攻める練習、1本でも数多く先手を取る練習。つまりサービスと3球目、レシーブ攻撃。それからツッツキ打ち。

 荘則棟選手はラケットの先を下向きにしてから打つ、手首を使う。それと左肩をぐっと前へ入れ、左足を踏み込んだあとに右足を送ってしっかり踏み込んで打っている。


3、速攻選手よパンチ力を!
 このコースなら絶対強いというエースボールがない。エースボールを絶対つくること。
 それとトレーニングを積んで体力それにパンチ力をつけることがより大切である。



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