ブルノの独身寮(ちょヨーロ23) | 旅と生活の備忘録

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仕事の虫になっている間に、いつの間にやら3月・・・・。

さて、旅の続き。
今回のルートでは、スロバキアはもう一度通るので、首都ブラチスラバをさっくり過ぎて、チェコ第二の都市ブルノへ。

11月28日

スロバキアの首都ブラチスラバの駅には、ペイントされた車体の列車が、どど~ん。
日本だと、車体へのラクガキだけでニュースになってますが、こちらの国ではどうなんでしょうか?
「塗装しようと思ってたから、ちょうどヨカッタ!」なんて言ってたりして。
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別段、治安が悪そうでもなかったし・・・・。

午前中にブルノに到着。
開いたばかりの駅前のインフォメーションで宿を尋ねると、50代の女性が親切に対応してくれました。
「手頃な宿泊施設ね。う~ん、これかな。あ、ちょっと待って。部屋が空いてるか聞いてみるわね」
と電話で確認。
すると満面の笑みをうかべ、
「あなた、ラッキ~ね!最後の一部屋、あったわよ!あ、でも、もしかしたら相部屋になるかも。場所はね・・・・・」
と。
値段は全然OKだけど、設備も見てないし、安すぎるのもちょっと心配、相部屋ってのも、どういう意味なんだか・・・・親切連射に負け、パスポートを見せ、宿の紹介状をもらい宿へ。

運送会社の駐車場に面し、ぽつんと建つそこには、英語なんて通じないおばあちゃんの管理人さんが。
部屋のカギと、女子トイレ&洗面所のカギも渡される。使うたびにカギの開け閉めが必要なのね~。

部屋は手作りの棚にベットが二つできゅうきゅう。
どうも、季節労働者の独身寮、という感じ。

ちょっぴり不安だけどおばあちゃんも常駐のようなので、泊まることに。

町に出ると、トラムも走り人出も多く大きな街という感じ。
坂を上っていった広場には、朝市の残り福か。野菜とお花屋さんがまだ開いていました。
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風が強くて冷たいなか、ブルノ城へ。
ここはナチス時代に監獄として使われていたと言う。br3.jpg

城へ上がる階段の入り口。なんとなく和風。
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デロレロレロ~。冬季につき、水は流れていません。
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コスプレ勤務中。
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高台にからの眺めは、やっぱり中世。
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昼過ぎなのに、すっかり黄昏。
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宿に戻る途中で立ち寄った教会で、一人ぽつんと座っていると、地元のおばさんに「Good evening」と声を掛けられ、折りじわのついた冊子を手渡された。
チェコ語で書かれた教会の広報誌みたい。
ザンネンながら読めないよ~とジェスチャーしても「どうぞどうぞ」という感じで渡される。
誌面の写真を見て、想像力で読んでみる。