冷たい雨が続く週。
小春日和回数券が欲しい・・・・。
さて、旅の続き。
11月27日
やっとこさスロヴァキアへ。
ハンガリーのブダペスト東駅で国際線窓口で
「ブラチスラヴァ行きの列車の時間を教えてくください」
とベテラン・ミセスの窓口で尋ねると、
窓口からずいぶん離れてイスに腰掛け、腕はもちろん、足も組んだ状態で、表情一つ変えず、威圧的に教えてくださる。
おぉ、女王様やん。
いやぁ、ターミネーターかも。
「9:30」
というので、私が「次は?」ときくと、表情かえず「13:00」、で次はときくと・・・とこんな感じで、5便ほど暗唱で教えてくれる。
サービス精神 ゼロ やね。 ま、正確な情報ならそれでよし。

ブタペストを出発して1時間。車窓からの景色は、雪景色。足跡一つついていない畑地など、ちょっと神々しい。
ぼーっと眺めていると、山頂にお城を見つける。すると、おお!これはもしや!
ということで、ドナウ川の急カーブ・ドナウベンド、に遭遇。
それにしても、なぜ、急に曲がったのかなぁ。
スロヴァキアの首都・ブラチスラヴァに到着。
1993年にチェコから分離独立した若い国。
首都も小さく、騒々しさも少ない。
旧市街には、いろんな彫刻が旅人の行く手を阻みます。「写真とって~~」といわんばかりに・・・・。

聖マルティン教会の前で、犬が棒の取り合い中。がんばれイヌ!

幹線道路沿いに残る城壁の跡。

新しい町についたら、小高いところから町を見下ろすとよい、と語ったのは宮本常一だったっけか?
右に見えるのが時計博物館。キュートです。
ずんずんと坂を上って、ブラチスラヴァ城を目指します。

新規分譲中!!
ではなく、絶賛改装工事中。やっぱり、シーズンオフです。工事し放題やん・・・・。


2009年1月からユーロを導入するスロヴァキア。いたるところに看板やノボリなど出ています。
それにしても、お城にまで・・・。
ドナウを渡る幹線道路。
石造りのお城から見下ろす景色とのギャップが、中世に行ってしまいそうな気持ちを、現代に引き戻して生きます。

