ここには、世界遺産があります。

初期キリスト教霊園。
ローマ帝国の一部であった4世紀に作られたキリスト教の埋葬室と礼拝堂。
地下に入ってゆくと、石棺の置かれた埋葬室が。

石棺の彫刻もきれいに残っています。

そして埋葬室の壁画は、なんとカラー。
アダムとイブです。

石棺の形って、日本でみるものと似ている。
石棺の彫刻や壁画って、どこの地域でも死後の世界を信じていたからなのでしょうか。
初期キリスト教霊園は近くに何箇所かあり、これは一番小さいもの。
広いものだと、複数の時代の建造物が連なっていたり、かなり大規模なものもあります。
どの宗教も、何世紀にもわたって祈り続けられていることは、幸せと平和。
ただ、だれかの幸せは別の人の不幸であったりと、万人同時に幸せがやってくることは難しい・・・のだろうか。
などと、色々なことを考えてしまうのも、旅です。