のどに詰まるとこわい食べ物・・・
餅。そしてコンニャクゼリー。
いつか餅も発売禁止になるのだろうか・・・・。
っていうか・・・・・・。
さて旅の続き
11月16日日曜日~18日火曜日
ドミトリーで仲よくなった同室の台湾人高校教師(数学)の林さん(女性・39歳)に誘われ、一緒にザルツブルグへ行くことに。
林さんはポーランドから自転車旅行を始め、一ヶ月ちょっとで中・東欧を回ってウィーンに到着。
「もう、寒すぎるから、自転車は無理」と判断し、ウィーンから台湾に帰国することに決めたそうだ。
そんな彼女は今回が初一人旅。おおぉ~。初一人旅でチャリってーーーって思ってたのに、彼女がワタシを見て言ったのは「一人旅なんて、あなたは、なんて勇敢なんだ」って。どっちがやねんっ!そりゃワタシは身長159センチで小さいし、丈夫だけどゴツイ感じではないので・・・・。
西駅に行くと、林さんのウィーンの知人の友だち という王さんが待っていた。
なんと彼女は18歳。16歳から単身、ザルツブルグの音楽学校のピアノ科に留学しているという。
自分が16歳だった頃を思い出しても、そんな決断力も才能も、夢への実行力もなかったように思う。
林さんの希望はザルツブルグ周辺の湖畔の町を見たいとのこと。
寒いし曇天続きだしシーズンオフだし・・・テンション低めを隠しつつザルツブルグへ。
雪を被った山が近く、川の流れもおだやか。山おろしの風が、ウィーンより冷たい。

川を渡ると旧市街。その背後には11世紀に建ってられたホーエンザルツブルグ城がそびえる。
王さんの通う音楽学校の近くにあるミラベル宮殿へ。
庭園には怪しげな像が。
水木しげるの世界が広がっています。


こちらの庭園も、絶賛冬枯れ中。
ザルツブルグといえば、かの天才音楽家・モーツアルト生誕の地。
生家と元の住まいも公開されています。
翌日、バスで湖水地方へ。
まずは、バードイシュルへ。
スパがあるそうですが、工事中らしく・・・・。離宮もシーズンオフで・・・。
ということで、街をブラブラ。教会を見て、町外れまで歩いて、クリスマスムードのショップを覗いて。

1時間ほどで次の街へ移動。
次に向かったのは、サンクト・ギルゲン。
ヴォルフガング湖の近くの町です。バスで山道から視界が開けると同時に、湖と山の景色が目に飛び込んできます。
しかしあいにくの曇天・・・・。


林さんは、「台湾では雪はみたことない!」と雪山に感激の様子。

キレイなぁと近寄ると、教会の墓地。それぞれ違った草花が植えられ、きちんと手入れがされている。日本の「草葉の陰から」なんていうより「お花畑の真ん中で」という表現がピッタリで、さぞかし亡くなった人も喜んでいることだろう。

幼いモーツアルト像と聞いていたが、「ちっちゃ」。
噴水はでておらず、冬囲いされている。
観光客はいないし、店は閉まってるし、クリスマスの飾り付けのおじさんたちがクレーンでがんばっている。

冬の静かな湖畔もいいいなぁと思いながら帰路に着く。
夏場は、きっと賑やかで華やかです。